まずは左の写真を見てください。超音波カッターでABSのケースに四角い穴を開けたところです。
従来は、ハンダゴテで先がカッターみたいになっているもので溶かす、ドリルで四角い形に細かく穴を開けていくしか、四角い穴を空ける方法はなかったと思います。
どちらもやったことがあるのですが、時間がとてもかかる方法でした。
ところが、この超音波カッターだとまるでバターを切るかのように、スーッと切れるのです。
それでも、カエリが結構できているところは要注意で、ヤスリのお世話になる必要はあります。
しかし、圧倒的な時間の短縮になります。
これまでプラスチックケースに四角い穴を空けるハメになった時はため息でていたのですが、これはいい。
メーカーは本多電子ってところで、一秒間に4万回、ギコギコやっているのと原理的には同じ?らしいです。
プラスチックや基板(フェノール板も何回かなぞっていたら切れた!)をアドホックでカットするための強い武器になりそうです。