Forbesに非常に興味深い記事がありました。
顔出しもSNSも不要 AI活用し月収1400万円を稼ぐ「匿名」起業家の新常識
こういう記事をAIではなく手作業で書いていることに?なんだけれども。。。
虚業といえば、虚業で要するに「ChatGPTとCanvaを使ってPDFを作り、それをオンラインで販売する」ということ。
たいていの人は「くだらない」と思うだろう。しかし毎月10万ドル(1400万円くらい)稼いでいる人がいる、と知っても「くだらない」といえる人がどれくらいいるだろうか?
この記事ではパターンを示してくれている。解説入りでリストする。
- ChatGPTと電子書籍、プレゼンテーション、絵本のアイデアを練る。
- Canva(ご存知、お絵描きAI)、Tome(プレゼンや絵本を作るAI)でコンテンツにする
- GumroadやStan Store, Kjaviなどのコンテンツ販売サイトにアップロードして稼ぐ
- Synthesiaで動画をAIに作らせて、Youtubeにでもアップロードし集客する
まったく馬鹿にできなくて、ゴールドマン・サックスはこの市場は2027年までに約70兆円になると予想しているとのことです。
しかも初期投資が一万円もしません。販売管理もインフルーエンサーになる必要もないのです。今まで情報商材を見て、インフルーエンサーにならなくてはとYoutubeで格闘していたみなさんの労力は虚しい努力だったということです。
問題であり、朗報であることは、いくつかの販売サイトEtsyなどはAI生成製品を嫌うようです。私個人の考えですが、このような新技術の黎明期にはラッダイト運動が必ず起きます。今、作家の団体が生成AIはけしからんなどと言っていますが、自分たちが過去に読んだ本のことはきれいに忘れて自分の権利だけを主張しているようです。時代に取り残されていく人々を刺激しないように(余計なコストを払わないように)して当面はやっていくビジネスといえるでしょう。
コンテンツのアップロードは今現在では以前Kindle本を作った経験からAmazonをお勧めします。AmazonはAIで作ったのかどうかのチェックはありますが、他者の著作権を尊重していれば大丈夫だと思います。
例えばRPG, 英雄の物話は次のステップを取るしかないのです。
- 主人公が平和に暮らしていて、勇者に目覚める
- 村を出て仲間に出会う
- 必殺技、必殺の武器を入手する
- 強敵に負ける、内部分裂で捨てられるなどの挫折を味わう
- 大きなテーマに出会う
- 討伐に行く
- 凱旋する
これは神話学者ジョセフ・キャンベルが発見したことですが、人類はこのストーリーに惹かれてやまないのです。このようなメタな内容を著作権侵害などと言っていたら、世の中の物語すべて消え去ります。安心してAIと創作してください。まぁ、「小説家になろう」などを見てわかるとおり競争相手は大量にいるので、小説を選ぶならば心してください。
物語以外でも塗り絵を毎月売っている人、役に立つスプレッドシートを売っている人などなどデジタルコンテンツは幅広いです。パソコンだけで商売をしたい人にはいいと思います。
私個人はモノが好きなので、このような稼ぎ方はしませんが、すでに実績があり、今から始めるのはよいタイミングだと思うのでご紹介してみました。