サラリーマンのふり

光る三菱電機

電機産業はダメだといいながら、光る会社はいくつもある。

ひとつは言うまでもなくカシオだが、三菱電機も大したものだと思う。

なにより、社長の年収二億円超。役員で年収が1億円越えている人が20人以上いるそうだ。

大抵の大企業が「給与規定があるからぁ」とか「みんなでやったんだからぁ」とか言い訳して思い切った報酬を払わない。

これだけでも素晴らしいし、業績もちゃんとついてきている。

過去のしがらみに捉えられて、原子力産業を捨てるために無駄金使いまくって債務超過に成り下がった会社とは違い、とうの昔に半導体なんていう博打からは手をひいている。

同じスリースターダイヤモンドがついていても、三菱重工や三菱自動車とはエライ違いである。

売上4兆3200億円を単独社員数34000人で割ると1.27億円。

大企業にしては異様にいい数字だ。

知らない会社がどんな会社か知る時に、売上を社員数で割るっていう簡単な数字で見えてくるものがある。

まず、その数字より給料は絶対にあがるわけない。そんな人がいるとしたら社内の誰かが損をしている。

そしてそもそもビジネスするためにどれくらいの人が必要なのか効率もわかる。

この数字が1000万円きっている会社は正直、かかわりあいにならないほうがいい。

三菱電機の給料の平均が700万円くらいらしいから、ちょっとギャップは激しいかもしれない。

が、「電機はダメだ」とは限らない証明だと思う。

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