テクノロジー遊び

電子ブックリーダー

古い記事を調べると2013年ごろから、ワーワー言っているテーマ。
ということは、今回が結論でもないのだろう。

Amazonを調べると10年ぶりにKindle電子ブックリーダーを購入した。

理由はいろいろ。

  • iPadが手元から消えた。家人がお店のレジに使っている。
  • Kindle Fire HD 8を持っているが不便。電池があまり持たないし重い(後述)
  • 自炊本をどうやって読むべきか

一番大きい購入理由は、誰も言わないけれど自炊(自分で本を裁断してスキャナーで電子化すること)して作ったPDFがほぼ問題なくKindleで読めるようになっていることだった。
私の記憶では10年前からKindleでPDFを読むことは可能だったが余白がそのまま表示されてしまうせいで、字が小さすぎて実用に耐えなかった。
それを解決するためにAmazon固有のmobiファイル形式にして読み込むとよいなどと言われていたが、もうそんなことをしなくても読める。
もともと自分でスキャナーで取り込んだ本のデータは文字もラスターイメージだから柔軟性には欠ける。細かいところが読みたかったら、パソコン上でPDFリーダーで読むべきだ。

今回、12世代目となるKindle Paper White 8インチを購入した。シグニチャーエディションじゃない、メモリー16GBのヤツね。それでも高い気はする。ひとつ下の6インチ画面じゃ、スマホと変わらんのでいらない。高いと言われているが、円安、半導体の値上がりなどを考えると仕方ないと思う。
持ってみると、やはり軽い。ケースをつけて測っても325グラム。Fire HD 8は500グラムを超える。この200グラムの差が持って歩く時に大きく違うのだ。

もちろん白黒なので反応は早い。電池は一ヶ月持つそうだ。

またKindleとAmazonのサイトの同期がめちゃくちゃ早くなっている。たとえばKindle Unlimitedで読み放題の本を「利用終了」してもKindle Paperwhite側の変化はひどく遅かった。今回は数秒で消える。

もともとはAmazonの電子ブックKindleを読むリーダーだから、これで充分なのだが、自炊のPDFを試した。

まず、MacとUSBで接続したがMac側からはデバイスとして認識されない。Amazonには「Send to Kindleを使え」とあるが、素直にインストールすると全部英語でAmazon.comのアカウント認証をしてくる。
Mac上ではUSB接続でファイルを入れられないと思ったほうがいい。
というのもWindows PCに接続したら問題なく外部ドライブとして見える。DocumentsフォルダーにPDFをコピーしたらちゃんと読めた。

ただ問題がないわけじゃなく、本が右綴じ、左綴じでの考慮がされない。これは残念だ。

それでもComic ViewerやPerfect ViewerなんていうPDFを読むソフトからおさらばできて、どこででも本が読めるようになったことはうれしい。

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