料理とお酒

自分だけの喫茶店

首都圏では考えにくいが地方の石巻などに行くと、ちょっと街から離れるといたるところに自然がある。
子供のころは田舎に住んでいたから、学校の裏に山の森林が見えたものだった。
しかし首都圏のような緑の少ないところに何十年も暮らしていると、いつしかそんなことも忘れてしまっていた。

石巻に住むところを持って、外出していると旧北上川の向こうは山で森になっている。
そしてドライブをすると誰もいない場所なんていくらでもある。

そこで20代の一人暮らしをしていたころの小さな趣味をまたやってみたいと思うようになった。
たいしたことではなく自分用のコーヒー道具を車に積んで、どこかでコーヒー沸かして飲むこと。
世の中にはアウトドアでコーヒーを飲む企画はいろいろ掲載されているが、疑問に思うことがある。

  • 豆を人力で挽くのは、かなり時間がかかる。だんだん面倒になってやらなくならないか?アウトドアといえども簡単であることが大事なので、挽いたコーヒー粉を持っていったほうがいいと俺は思う。
  • 自然を汚さずにゴミを持って帰るならペーパーフィルターを使って、そのコーヒーの入ったフィルターはビニール袋に入れて持って帰るしかないと思う。しばしばフィルターいらずのドリッパーやパーコレーターがアウトドア用に売られているが、飲んだ後のコーヒー豆はどうしているのか?ま・さ・か、その場に捨ててないよね。捨てたところで洗わないときれいに取れない。
  • 個人的にエスプレッソは飲んだ後、喉が渇くのでアウトドアに向かないと思っている。ラテは諦めるべきでは?
  • ひとりだと車の後ろのドアをはねあげて、そこに座って喫茶店やりたい。そうすると雨でもOK。つまり開店道具はできるだけ減らしたい。

以下はいろいろ考えて私なりの道具立て。

カローラツーリングには100Vの電源があるので、小さい電気ポットを買った。ガスより安全かつめんどくさくない。
コーヒーを入れる道具は先日発見したHarioの浸漬式ドリッパーが気に入ったので、一人用を買った。

問題は、これをいれるケースで、コーヒーを飲んだら濡れるので防水のケースが欲しかった。
だいたい「防水」というと外部からの水の侵入を防ぐものはよくあるけれども、内部に濡れたものを入れて外に漏らさないようにするものはビニール袋と相場が決まっている。それだとガラス製のドリッパーを保護しにくいので、なにかいいものはないかと探していた。

百均のダイソーが高級ショップをやっていて、そこで1000円の密閉容器を見つけた。
なので、それをカットしてみた。

カットすると、蓋が入らないので内部をカッターナイフと砥石で削った。
結果がこれ。

我ながらいい感じ。
削るのは大変だった。足かけ3日かかったからな。

で、こんなコンテナに入れている。
コーヒーカップもサーモスの熱を遮断するつるんとしたコップ。紙ナプキンでふけばなんとかなるもの。
コンテナは机を兼ねている。多くのコーヒー道具入れは入れ物であって机にならないのが残念だ。
あとはコンビニで水を購入すれば、どこでも喫茶店を開店できる。
おっと「虫コナーズ」買わなきゃ。

次回、石巻に行ったら部屋でもこの道具でコーヒー飲むし、どこかにドライブして自分だけの喫茶店もやれると思う。

to be continue ….

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