腕時計ってどれくらいで壊れるんだろう?
カシオの電波ソーラーのアナログ画面の時計が、ある日、突然、必ず5分前を指すようになった。
電波を受信し直しても同じ。
そのうち、10分近く前に。
いかにもどこかすり減った感じ。
お疲れ様でした。
寿命なのかどうかわかんないけど、壊れるんだね。
当たり前か。
ここでスマートウォッチを買うという選択する人もいるかもしれない。
でも、スマートウォッチをいくつか試した結果、こう思ってる。
「すごくバカバカしい」
だってさー、たいていのスマートウォッチが非力だからスマホの力を借りるわけですよ。
メール来てるとか、万歩計のデータ集積だとか、なんだかんだ。
ならさ、
「必要な時にスマホ取り出せばええやん」
もうそれすらやらずにすぐに知りたいのって、時間ぐらいじゃないの?
あ、それ普通の時計やん。
別にiPhoneから時刻データを転送してもらわなくてもいいよねぇ。
スマートウォッチって持って歩くほどおもしろくない。
さて、腕時計のほうですが、
最近、クオーツ時計はこういうふうに中のムーブメントが壊れたらそれっきり。
機械式時計はそうはならないとかいって機械式の復権とか言っている人がいる。
でも機械式ってゼンマイ気にして月末にはカレンダー気にして、普段から時間が少しずれているイライラを考えたら
クオーツでいいんじゃないの?と思う。
クオーツで中身が壊れても価値ある時計ってないの?と思ったら、、、、
あった。
工業デザイナーの巨匠、ジウジアーロのデザインの時計の復刻版。
なんと1983年のデザインなんだそうな。
まったく古さを感じないな。
こういうのが永遠のデザインというものなのかな。
ジュージアーロの作品はこちら。車のデザインで一世を風靡したんだけど、若い人は知らないかな。
年のせいか、時計も機能より持ちたいデザインに主眼をおいてしまう。
スマートウォッチをいくつか試したが、「これを腕につけてスマホを持ち歩く」意義をついに見つけられなかった。
きっと完全にスマホに取って代わらなきゃスマートウォッチって意味ないんだと思った。
するとそこそこの機能の時計のほうが面白いんだよね。
クオーツでもどんな機能を盛り込んでるかなんて千差万別だからね。
ロレックスとかオメガとかつけてセイコーを馬鹿にするのもいただけない。
車も時計も世界中にあるものを同じ視点で評価したいものだ。