サラリーマンのふり

出口のない再就職

このブログの長期的なテーマは「自分で事業をはじめよう」なんだけど、そうせざるを得ない人がこれから数万人出そうだなぁ、と思う。

シャープで3千人、東芝でまずは1万人。

東芝はグループ全体で一声20万人いるから、1万人程度なんて焼け石に水。

この二社より前にサンヨーで9万人。

ネットでは大企業のリストらされた社員に「ザマーミロ」的な意見が多い。
でもそれは理不尽なやっかみだ。

確かに大企業のサラリーマンは業務委託の会社を遣うことや社内調整を仕事としてきた方がほとんどなので、メタな業務知識(どこでも使える汎用的な知識)を持っている人は極めて少ない。

これが大企業の社員のせいかというと違う。
洋菓子を10個作るなら自分で全部できるけれども、1000個作るなら材料調達、生地焼き、トッピングなどの工程ごとに人を割り当てることはごく普通に行われることだ。
それぞれに特化した全体を知らない人は必然的にできる。

給与だって同じ。規模が大きいから同じ作業をしていても効率がいい。そのぶん、給与が多くなる。

同じ作業なら同じ報酬という一物一価みたいな考え方は資本主義じゃない。社会主義だ。

つまり、巷に放り出された大企業の社員は彼等が悪いわけじゃない。

一番悪いのは、経営者だ。

一番責任を取らないのも、経営者。

リストラされた社員は経営者の代わりに職を失うという形で責任を取らされている。

これ以上、叩く人はなにも考えていない人だな、と思う。

リストラされた人は過去の記憶を忘れ、前を向いていくしかない。

残っても地獄なのだから。

目を覚ますチャンスと考えたほうがよくないだろうか。

そして、雇われよう、と考えないほうがいいと思う。
どうせ、やり方、給与があわない。
言い方に語弊があるかもしれないが、人種が違う。

自分でスキルがあるならば独立して、他社と取引をしたほうがいい。

もちろん失敗することもあるし、勘違いが是正されることもある。

それでも、他人のせいにしないで「自分の責任だ」と思っている限り、未来はある。

それがこれからの社会だと私は思う。

 

産業革命が起きて世界が変わったのは、「労働力の切り売り」が可能となったことだった。

それがあまりにも急速に、圧倒的に広がったから「労働力の切り売り」以外の生き方が見えなくなっているのが現代だと思う。

知性があるならば、よくよく考えたら見えてくるものがあるんじゃないだろうか。

このブログにはヒントを書き溜めているつもりなんですけどね。

 

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