Windows7のVMを止めたので、開発用Windowsマシンを購入することにした。
お金ないから予算は5,6万円かな、と思っていたけど、この価格でWindows7が搭載されている新しいマシンを見かけない。hpもLenovoも公式サイトじゃWindows7マシンは高い。
Windows7じゃないとハードウェア関係の開発ソフトってサポートしていない、動きがアヤシイのです。
このジャンルはOSの進歩にはなかなかついていきません。
と、Amazonを見ると、、、さすがです。中古や新しいのやいろいろWindows7マシンはあります。
こうなると欲が出てディスプレイが小型なのがいいな、と思いました。
ご存じのとおり、小型マシンは集積度があがるので割高です。
そういう中、見つけたお手頃マシンがこれ。
おう、なんてこったい。
2170Pのスペックを調べるとメモリーは2スロットで、4GBマシンは4GBメモリーカードが一枚ささってるということ。じゃぁ、追加の4GBメモリー買ったら十分だね。パパ
ドライブ無しってハードディスクがないってことじゃないよね?
と夜中にポチって寝た。
翌日、「おいおい、あれっていい買い物だったんかい?」と気になり価格コムを参照。
それがこれ。
がっはっは。最低価格で15万円以上。
確かに電力食いのCore i7でなくCore i5だし、SSDじゃないHDDだし、メモリは2GBなんてふざけた量ではなく4GBだし、なによりWindows7は32ビットではなく64ビットだけどさ。。。
いったいなにが来るんだよ?
と疑心暗鬼の中、送られて来たマシンは通常のhpパッケージと全然違いました。
といってもhp純正と思われる箱、一枚もののセットアップマニュアル。
出処の不明なリカバリーCD,なんとSDカードに入ったhpのデバイスドライバー(しかも全部じゃない)、そのSDカードの説明書とよくわからない保証書。こんなの。「クリックで拡大」
hpの保証ではありません。
モノは確かに人が触った感じではないです。しかし、画面によくある保護フィルムもなかった。
そしてWindowsを立ち上げると、自分でドライバーを入れてLANに繋いでもWindowsの認証はされません。
電話をかけて認証するハメになりました。
このライセンス番号には、間違いなく以前にユーザーがいた証拠です。
2170P自体は2012年に発売された古い、いや歴史のある筐体です。
もう3年も経っていますから、バリエーション、不良品などがhpに持ち込まれ修理されたものでしょう。
余計なソフトも入っておらず、ハードウェアとしては自分が満足するスペックのものが激安で入手できたということでチョ~満足です。
しかし、パソコンにくわしくない人がこのようなBTO(ショップブランド)と変わらない実装のパソコンを前にした時、どうするのだろうか、と疑問には思います。
いや、普通の人はわからなくなるとメーカーのサポートセンターに電話するらしいし(おいらはサポセンよりは知ってるエンジニアのつもりなので、電話したことは過去一度もない。電話した人の話を聞くと大変な忍耐がいるらしい。)、無線LANとか難しいことになるとお手上げになるらしい。世の中にはWindows以外にLinuxってものがあることも知らないし、普通の市販のノートブックにLinuxを入れて使っている人なんて、マニア、オタク、どうかしてると思うのが常識のようです。(飲み会で圧倒的多数に言われたことがあります。)
そういう人がこのマシンにぶちあたったら、どうするんだろうか、とヒトゴトながら心配です。
極端に安いものにはなにかワケがある、ということですね。
ちなみに今ウチの2170P君は204個の更新プログラムの適用でヒィヒィ言ってます。
マイクロソフト製品は最初の数日、Windowsのパッチあて作業がメインになるからイヤなのよねぇ。
今後、iMacとの2台体制になり、作業は進みそうだけど。。。