雑誌ステレオの2013年1月の付録USB接続DAC(Deigal Analog Converter)である。
すごいね。LUXMANってブランドのついたUSB接続のDACが2800円だもん。
聞いてみたら、すごくいい感じ。ノイズがほとんどない。ヘッドフォンを聞き比べたら、安物は安物なりに高いものは高いものなりに音を再生しますな。
同梱の雑誌本体は「改造のススメ」があるんだが、これがやっぱりオーディオ人らしくおもしろい!
- USBケーブルをオーディオ用に変えたら音がよくなる
デジタル回路になれている人は納得しないだろうが、オーディオマニアは「明らかに違う」とおっしゃるのだ。 - RCA接続ケーブルを変えたら当然音がかわる
- オペアンプの交換もおもしろい
付属はトランジスタ入力のOPアンプだが、FETインプットに変えた方がよい。(俺はそんなことしていい、と初めて知った。やってみるわ) - USB給電を外部電源にしたほうが音がよくなる
ノイズ対策なのだそうだ - チップ抵抗をカーボン抵抗に変えると音がよくなる
今回、もっとも目が点になったのがこれ。安いカーボン抵抗がすごく評価されている。金属皮膜だと音が華やかになるそうだ。
などなど、理屈を持ち出しても空しいオカルティックな世界は健在である。
別に否定するつもりは毛頭ない。科学がまだ見つけ出せていない、大事な根拠が存在する可能性は非常に高い。