テクノロジー遊び

net book以下、モバイルPC以上、でもiPadよりよい

ずーっと数ヶ月悩んでいた問題が解決。

モバイルPCです。理想は1キロ以下なんだけど、去年、LOOX Uを買ってみて失敗。キーボード小さすぎ。電池がもたない。ATOMは非力。結局、WindowsXP入れなおして、友人に無期限で貸与。10万円もしたのにな。

押入れからThinkpad X23が出てきた。これ、結構理想に近かったんだよね。横28センチ、縦23センチ、厚さ3センチ、重さ1.68Kg。

いろいろ試したけどネットブックの定義みたいな、10.1インチディスプレイにあわせたキーボードってタイプできるくらいなこと。10.1インチディスプレイって長時間ブラウザーをいくつもあげて、でまとまった文章を読むにはシンドイということがわかった。2008年には苦労してhp-2133をやっぱ、8万円くらいで買ったんだよね。1.27kgだったようだ。

ネットブックというくらいで、ネットを見るだけならば、AndroidタブレットやiPadと競合するわけだ。私はなんちゃって作家で文章書くこと多いし、XAMPP入れて、PHPでプログラム開発くらいはやりたい。

そうすると、プロセッサーがATOMだメモリー1GBだって問題外になる。だからといってモバイルノートって重い、デカイ、なにより高い! 理想のMac Book Airですら84,000円。国産ノートは、筐体のチャチさに買う気も失せる。なんで国産PCってチャチなのに、あんなに高いんだろ?

しかも下請けを叩いて、叩いて、あの値段???
ちょっと話は脱線するが、先日、嘘かホントか知らないけど、すごい話を聞いた。関西の某電器メーカーは社長が窓から門のほうを見ていて、にこやかに帰る業者を発見したら、「どこの会社だ?あっこは」と調べさせ、さらにエゲつなく値引きさせるそうだ。事実ではないだろうが、そういう噂が出ても当然なくらい、ゴーマンな会社であることは自分の経験からも間違いなく、いくら丈夫だろうが、視野に入れない、買わない。自社のことしか考えられない会社は間違いなく、今後、淘汰される。サスティナビリティって以外に重要。脱線終了。

今、主力で使っているMacBook(白カーボネート)は2キロ以上はある。持ってるだけでずっしり。カバンに入れて歩くと、肩がバリバリに痛い。夏はもって歩くだけで汗がダラダラ。おじさん、脂っこくなっちまう。 サイズが横32センチ、縦28センチ、厚さ3センチ。カバンも大きいカバンとなってしまう。

アキヨド(秋葉原ヨドバシカメラ)をうろうろしていたら、Acerのお手頃な大きさのPCを見つけた。Acer aspire one 722。2011年夏モデルだそうだ。

大きさは横29センチ、縦20センチ、厚さ2センチ。重量は1.35Kg。

ディスプレイはちょっと大きい11.6インチ。なおかつ、AMDプロセッサー、2GBメモリーでWindows7 Home premium搭載。7時間のバッテリー耐久力がある。いいねぇ、このCPU、メモリー、OS。
店頭でチェックしたけど、キーボードはまったく問題ない大きさ。

待望のモバイルPC以下、ネットブック以上の機種だ。

アキヨドは価格コムより3000円くらい高かったので最安値の通販で手に入れることにした。込み込みで31400円。これくらいなら文房具感覚で使える。

こうやって見ると、今までモバイルPCにカネ使いすぎだよ。まったく。

さて、当然ながら価格コムなどの下馬評も見る。が、こちらのアメリカのアマゾンの評価も覧て欲しい。
日本のユーザーは触ったこともないパソコンをCPUパワー(もっというと世代とクロック)だけで決め付ける。しかし、アメリカのユーザーは自分の過去に触ったマシンや他のものとできるだけ数値で比較しようとする。

で、アメリカでは64bitマシンだからと4GBメモリーにしている人の多いこと。なんてリーズナブル。(確かにWindows7のサスペンド・リジュームは、長いWindowsの歴史上、ついに安定して動くようになったもんね。)

どちらが大人であるかは言うまでもない。ごく一般にいって32bitと64bitじゃデータ転送も違えば命令実行速度も違う。メモリーにできるだけ展開できればディスクを触らなくて済む。さらに最近のこの手のプロセッサーはグラフィックエンジンとブリッジも一緒くたなので評価は仕事させてみないとわからない。

さて、11.6インチのディスプレイを見ていて、最近のIT業界のバカな潮流を思い出した。iPadである。iPadが現場の業務を変えるという記事だらけである。

そんなことはありえない。文字(処理可能なデータ)を入力できない情報機器は選択の幅を広げはするが、決め手にはなりえない。アメリカのアマゾンのレビューで、「ついにiPadの代わりを見つけた」という鋭いタイトルに感銘を受けた。

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