へそまがりなので、iPod Touchをもっていても素直に聞いていられない。
なぜか?そう音質なのである。
こんなところを見るとiPodの周波数特性がわかったりする。こんなところを見ると、iTunesでMP3作ったらどうなるか、特性がわかったりして、物足りない理由が少しだけわかったりする。
で、高音質のMP3プレイヤーを探しまくっていると、VictorのAlneo XA-Vxxシリーズだったりする。
でも、製造終了。この外観じゃ、売れないかな。
でも、確かにオーバーサンプリング K2テクノロジーは素晴らしく、いいヘッドフォンで聞くとまったく違って聞こえる。
それよりも驚いたのは、このプレーヤーの音の調整。なんと、場所とヘッドフォンの組み合わせでプリセットのイコライザー特性を決めるのだ。よくあるロック、クラシック、JPOPといったものじゃない。
地下鉄、通り、室内、公園、と密閉型ヘッドフォン、開放型ヘッドフォン、カナル型などの組み合わせ。もっときっちりやることもできて、いくつかの周波数を聴力検査のように聞かせて特性を決める。要するにどんなところでも自然に聞こえるようにするためにイコライザーを使うという発想。
もうひとつ、ビクタースタジオで決めたという音質もある。こちらはすごくなめらかな繊細な音。
イコライザーのまったく知らない使い方に感動した。その効果は。。。
交響曲なんか聴くと、すごくいい。ソニーのウォークマンがデジタル技術の集合体なら、こちらは音を知ったエンジニアがつめていったという感じ。それが聞こえてくる。。。。。気がする。クソ耳ですが。
もう他のMP3プレーヤは聞けません。結果、iTunesでエンコードしてAlneoで聞くというちょっと変なオーディオライフです。Windows Media Playerってどーしよーもないもん。あれを使いこなしてる人いますかね?なにをどうすればいいのかわからん。#-_-
あと、慣れるとディスプレイ見ないでポケットの中で操作できるところも気に入ってます。
ビクターとケンウッドが合併したので、こういうアナログ職人がかかわった音質勝負のポータブルMP3プレーヤの新しい機種を出してくれないかな。