テクノロジー遊び

オシロスコープの限界

買い替えたオシロスコープのアナログ帯域幅が100MHzなので、テストがてら発振器で100MHzを出してみた。

すると完全にエイリアシングの混沌状態、画面はぐちゃぐちゃです。

オシロスコープのアナログ帯域って純粋なサイン波形(円運動)の表示上限で、高調波(それ以上の周波数)なんかまざっていると当然、測定帯域は下がるってことですね。

ポケットタイプのオシロスコープのサンプリングは10MHz/秒くらいですから、ぐちゃぐちゃになるのは当たり前ですね。

 

発振器の周波数を下げていき(プログラムからコマンドで出すと設定できるので気持ちいい)、だいたい25MHzくらいでまともに表示されている。でも線が太い。雑音が実はからんでるんですね。

一般的には帯域幅の1/5くらいでしか使い物にならないといいますから、20MHzくらいまでというのは本当なんだな、と実感しました。

DDS周波数発振器のクロックが25MHzですから、ギリギリというところでしょうか。
これ以上だともっと高級な測定器がいりますね。

関連記事

  1. ソニーもAndroid

  2. どこでもつながるタブレット

  3. ジョブズにあって日本の経営者に足りないもの

  4. スマホアプリでの恐喝っていうけどさ

  5. 新世代の中華ゲーム機

  6. 20Q

  7. ネットのパソコンについての解答は嘘が多い

  8. モバイルの回線と機材

記事をプリント