起業家はふたとおりいる

By ttakao, 2017年6月11日

起業、ということを個人がやろうとした時、

先行する起業家の話を参考にすることは当然の気持ちです。

ただ、そこにはふたとおりの起業家がいることに気をつけてください。

簡単にいえば、身銭を切ってるかどうか。

こんなところで起業家がいろいろおっしゃっていますが、

松本大みたいな社長の言うことは聞いちゃダメ。

あと、親の資産を伸ばした人達、星野さん、筒井さん、高岡さん、こういう人達も身銭はきってない。

だから参考になりません。

というのもですね、起業でもっとも考えなきゃいけないことは

キャッシュフロー

簡単にいえば、いつも手元にいくらか現金が残ってること。

それがなきゃ、信用がないスタートアップ企業はたちどころに倒産します。

ところがもともと資産がある人達は気にしてないか、問題があっても軽微ですんでしまいます。

失敗したり、困難な場合でも、すでに信用がある会社があるならば金融機関もちょっとは考えてくれる。

起業の参考にする場合、一代で自分で立ち上げた人以外の精神論はなんの役にもたちませんのでご注意を。

起業時の大事なことのひとつに

事業計画は立てるな

というのがあります。

事業計画をたてたことがない人は、すごそうな作業ができる人はすごい、とか思うでしょうけれども、大中企業でいくつも事業計画をたてた私の経験からすると、事業計画にはどうしても「嘘」がまざります。

だって、お客がどれくらいきて、ひとつの案件がいくらか、なんていう未来は誰にもわかりません。

そういえばIBMにいた時に、バカなFっていうIBM システムエンジニアリングの社長に「俺のところに仕事頼むなら金額に見合う契約書もってこい」って言われたことがあるな。

瞬間的に「そんなものあったら、おまえのところに仕事出すわけないだろーが」と思ったけど黙ってた。

もともと俺が大事な部分を書いたプログラム資産を客つきで譲ってやろうというおいしい話だったのに、この言い草。
そんで文句いっておきながら受け取って、何社にも売れて1億円は儲かったろう(しかも発展系がいまだにスピンアウト会社で売られている!)が、ありがとうの一言もないんだよねぇ。サラリーマン経営者なんてそんなものです。若いころに、いい経験させてもらいました。

普通はもっとあやふやなので、受注期待金額 x 案件の確度 という計算をします。
例えば1億円の案件が20%くらいで取れると思うから、2000万円の受注が来ると計算します。

天気予報で20%雨が降ると言われても傘をもたないように、こんな案件は計算しないほうがいいのですが
それじゃ事業計画じゃなくなってしまうので、苦肉の策です。

でも、ウソであることに変わりはありません。
そして嘘でたてた収入計画に応じた支出計画なんて考えてしまうのが事業計画です。

ね、危ないでしょ。

銀行や起業本や経営コンサルタントなんぞに騙されないでください。

スタートアップでは事業計画なんて立てる必要ないです。

でも借金も原則としてダメ。

身銭でできるところからスタートするべきなのです。

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