テレビでやたらと「◯◯証券のファンドラップ」とCMを打ってる。
以前、野村證券のラップ口座を調べたらひどいもんだったので、他の証券会社はどうかな?と思って調べたらひどいものでした。
同じ疑問をもっている人はかなりいて、この方なんかはきっちり金融庁のデータまで調査しています。
都銀同様、関心を向けた人の有り金を「手数料・相談料」という名目で取り上げ、かつ、関係会社の投資信託につっこんで、そこでも手数料を取り、結果的に損させる。
最後は「お客様が決めたことですから」ってひどくないですかね?
相談料取って、その相談料や運用手数料の負荷となり結果が赤字でも金融庁はなにも言わないの?チョー疑問なんですけど。
よくこんなもの認可したな。金融庁と証券会社の癒着を疑わざるを得ないな。
だって民事なら「契約不履行」ですよね。
都銀がバブル崩壊後、貸し剥がし(知らない人のために説明すると、企業がお金を借りる契約書にこっそり銀行の都合でいつても全額返させることができるという条項を入れておき、いきなりカネを返させること。運転資金につかっていた中小企業は軒並み倒産させられ、社会問題になった)で都銀は社会的存在意義を失いました。
貸し剥がし以来、大手企業も金融市場で社債を出すことで資金調達し、中小企業は政府系の投資政策銀行から借りることが常識となったのです。
若い人で企業が銀行からなぜお金を借りないのが疑問な人への答えは「日本の銀行は信用できないから」です。
いまや銀行に残っているものは決済機能だけであり、それならネット銀行で十分だし、実際私はそうしています。
都銀に口座持ってるのがステータスだと言いながら、ユニクロ着るのはチグハグというものです。
証券会社は「投資のプロ」と自称していますが、それならなんで証券会社自身は利益をあげられず、こんな詐欺まがいのことしているのでしょうか?
都銀も大手証券会社も現在、社会的な存在意義があるのか、私にはわかりません。
いつも思うことですが、おカネを運用したいと思うなら人任せにすることは事実上、できません。
富裕層で運用についてなにもしりませんという人はいないと思います。
一生懸命、お金を貯めているならばなおさらです。
よくネットニュースで「リスクを考えろ」といったコメントが書かれていますが、その程度の知識ではまったく足りません。
自分で調べて自分なりの投資方法を見つけるしかないのです。
このブログでもカテゴリー”ファイナンス”は私の勉強の記録です。
ご参考まで。