雑感(日記)

消えゆく秋葉原

コロナ騒ぎで激変したのが秋葉原である気がする。

電子部品の調達のために長年、秋葉原にかよいながら、この街を見続けてきた。

昔は電気屋街であり、いかに値切って買うか、どこが安いかなどが雑誌で話題になっていた。
パソコンの店も多数できて、高い技術を提供していた。

それからだんだんヲタク文化の店が増え、メイド喫茶などができていった。

これらの意味することは「テナント料が安い」ということにあったと思う。
今はラジオ会館もおそらく高いのだろう、空きスペースが目立つし、ビル1軒まるごと空いている。
このテナント料が高くなっていることが、秋葉原を殺すだろうと思われる。

というのも、最近、目立つのは秋葉原UDXなどの巨大ビルだ。
つくばエクスプレスの開通もあいまって日立系の会社がオフィスビルにたくさん入っている。
オフィスビルもどんどん建っている。
こういうカッチリしたビルとわけのわからんヲタク文化はあわない。
デベロッパーによる巨大ビルは秋葉原を殺していく。

最後は、本当の風俗の流入だ。
メイド喫茶などの「なんちゃって風俗」はどんなヲタクの子も受け入れてきた。
メイドはどんなお客にも優しかった。店の運営もまたヲタクだったので、経営に失敗した店も多数あった。
だんだん大資本が参入してきて、安定した経営に変わっていった。

しかし今は半グレが運営し、ヲタクからぼったくりをする店が増え、うかつに店に入れない。
歌舞伎町とかわらないのだ。
高いテナント料を払っても成立する、風俗が入ってきた。

いままで秋葉原はいろいろなことが試され、うまくいかないと消えていった。
うまくいくと急速に増えた。
こういうトライアンドエラーができたのは、テナント料が安かったことと、エスタブリッシュメントがいなかったからだ。

今の秋葉原はもう昔には戻れないし、新しいことを試すこともできないだろう。

すでに電子機器のメッカは中国の深センに移っている。
二次元のヲタク文化はどこに移動するのだろうか。

 

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