時々、腕時計の記事を思い出したら書いています。前回は一昨年書いたようです。
あの時はZepperinを買ったころだっけな。
この7640-1N 100周年モデルはプレゲ針、ビッグデイトというのがめちゃくちゃ気に入って買ったんだっけ。
ちなみにビッグデイトは通常のカレンダーよりも複雑で、ランゲアンドゾーネが最初に腕時計に登載したと記憶しています。
あまり見かけませんよね。3時より、12時方向にあるほうがいい感じです。
ところで、しばしば「○十代になったら」という記事で高級腕時計の購入を煽る記事を見つけるのですが、すごーく疑問があります。
疑問その1. その高級腕時計に傷が入っても平気ですか?
個人的には20万円、30万円した腕時計をして、どこかにぶつけたら立ち直れません。
そもそもデスクワークしていても、バンドに傷が入ります。
高級腕時計買う人って器が大きいのでしょうか。
疑問その2. オーバーホールしてるんですか?
機械式腕時計は最低5年くらい経つと、メンテナンスが必須です。
クオーツは機械式より長くていいと言われていますが、アナログ表示のものはメンテナンスが必要です。
このメンテナンスを考えると並行輸入品とかは、高ければ高いほどためらってしまうことになります。
近頃、安いトゥールビヨンが出ていますがメンテナンスを考えたらやはり買えません。
ちなみに上のツェッペリンは電池交換を自分でしました。SR927です。
業者に依頼すると3000円以上取られます。
これもそこそこだから気軽に自分で時計工具を当てられるんだよなぁ。
こう考えると、私は高くても10万円代の時計をいろいろ持っていたほうがいいなぁ、という意見になっています。
100万円を超える時計なんて、落としでもしたら立ち直れないよー。絶対に壊れるし。
何千個も時計を眺めていると、だんだん時計の顔がわかってくる気がします。
自分なりに上品な顔のものを選ぶというところでしょうか。
さて、ちょっと前なんですが、カシオのG-Shock買いました。冬用です。
夏用はこれです。
Baby-Gのイルクジ(ライトをつけるとイルカがみえる)です。
落としても平気なG-Shockは普段遣いにいいですね。
G-Shockといえば初代のスクエアデザインを継承したORIGINシリーズ(5000, 5600)がやはりデジタル腕時計としては完成形だと思いませんか?
アナログ表示モデルもありますが、デジタル表示のほうが人間様の認識が早い!
ただし、私は従来のこのモデルにイマイチ納得していなかったのです。
液晶反転表示というべきでしょうか。数字が白抜きで表示される形式。
完全に好みの問題で、好きじゃない。
そしてデジタル時計の時刻合わせなんぞしたくないので、ソーラー、電波時計は必須。
さらにBluetoothがあればいいな、ということでコレ。
GW-B5600MG-1JFはようやく待望の普通の表示です。
カシオのBluetoothはずいぶん洗練されてきていて、自動時刻合わせ、移動場所の記憶、各種設定、と今までの経験から取捨選択された機能が生き残っている感じです。iPhone見つけてくれる機能も私のようなうかつな人間には時々、必要です。
スマートウォッチはDieselのを一台持っていますが、メールやらエクササイズやら私は使わないです。
だからApple Watchも興味ないです。
先日、このG-Shockをさっそく落としましたが、当然、無傷です。
マジでG-Shockのシリコンバンドタイプは究極のミリタリーウォッチだと思いますけどね。
たぶん、つけている人間より生き延びる可能性は高い。
ところで、デジタル腕時計もビンテージの世界があるようです。
しかし、電子機器を扱っている私からすると、電子機器のビンテージは疑問です。
外側のケースは何年経とうが問題ないし、古いものはいい感じのものが多いです。
しかし、問題は真空管やトランジスタよりもコンデンサーです。
一般的に電解コンデンサー(アルミの丸い筒型)は15年から20年で機能を果たさないといいます。
セラミックコンデンサーも村田製作所のサイトでは50年くらいだと書いてあります。
電子回路は永遠ではないのです。
つまり中身は一定の時が過ぎても動かしたいのであれば、新しい機器にしたほうがいいと思います。
それにどのように価値を見出すか、ですが。