十把一絡げの危険性

巷のビジネスを見て

このブログはすべて日本語で書いているから、読者のほとんどは日本人でしょうね。

日本人のあなたは以下があてはまっていますか?

  • シャイ。人とあまり話さない。
  • 時間を守る
  • 周りの人と比べて同じことしかしようとしない
  • おじぎをする
  • すぐ「すみません」という

日本人をよく知らないアメリカ人が抱きがちな日本人のイメージをあげてみました。

人は個別なものです。
それを「◯◯国の人は」というのがいかにバカげた話かわかります。

そういう話はいくらでもあります。

「ゆとり世代」はといって何十万人という世代を十把一絡げにして得意げに批判する人。

ビジネス関係だと「五十歳を過ぎた人」といって硬直しているとまとめるビジネス雑誌。

これらってなぜやるかというと、まとめるとわかった気がするという頭の省力化のせいだと思います。

しかし、数千人以上をグループ化してしまう人は思考力が足りないのだと思います。

なぜならば、日本人、ゆとり世代、五十歳過ぎ、というまとめがどういう結論を出すでしょうか?
どんな結論であっても、そこから漏れる人があまりにも多い。

とても危険な考え方です。
もしあなたがそのような大雑把なまとめでモノゴトをわかったつもりになるならば、ソッコー止めたほうがいい。

というのも、黒人だから、とか、マイノリティだから、とかと同じ、偏見を増長させるだけの話にしかならないからです。

40歳代後半に転職しようという時にしばしば言われた理屈がこれです。

「事業継続のために長期継続して働ける人が好ましい」

理屈になっていませんが、40歳代前半がほしいということなのでしょう。
しかしいつも書いていますが、20年以上、業績を維持することができる企業はめったにいません。
長期継続といいながら、リストラするのが落ちです。

別にアメリカを礼賛するつもりはありませんが、マイノリティ保護の観点からアメリカでは職務経歴書に年齢を書く必要はありませんし、性別も書く必要がありません。
外資系に勤めて長いですが採用インタビューで職務遂行能力に伴わない、年齢、女性なら子供をもつかどうか、などを聞くとセクハラとみなされることがあるのでしてはならない、と毎年、教育されています。

この一点だけでも、いまだに日本がいかに野蛮な国かわかろうというものです。

自分たちが先進国のつもりではあるけれども、教養がないために大雑把な括りで人を差別しているのです。

もっとも日本の産業衰退の趨勢を見ていると、この事実に日本のサラリーマンが気づく日は来ないで終わる気がしています。

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