サラリーマンのふり

中小企業経営者のネットワーク

とあるコンサルティング会社が、そういう団体を設立するというので覗いてきた。

40人くらい集まっている人は、お金をもっている人、かつかつな人が混在していた。

設立のための会なので、分科会の指導者をリクルーティングしていた。指導者になれれば、年額で100万円ちょいがもらえる皮算用である。
しかし、毎週会合を開き、最低20人の会員を集め、コンサルティングし、上納金も取られる。(もちろん、主催会社はサポートしてくれるらしいが)

そして、「案件を紹介しあいたい。それも数値目標をもって」と言っていた。

ものすごい疑問がわいた。

経営者のネットワークのはずが、これで食べようという人を募集していること。
年額100万円になびくということは、応募者が今やっている事業がしれていて、それなりの人だということ。

私は多少の持ち出しがあっても、人と知り合いになれたらいいな、と思って出かけたのだが、これでは本業に差し障りがある。

それでも、20人くらいの人が申し込もうとしていた。
独立はしてみたものの、懐の実態は寂しいのだろう。
が、そういう人から、会員はお金と時間を使ってなにを学べるのだろうか。

こういう団体に入って自分が成長できるとは到底思えなかった。

なによりも、設立を持ちかけている会社の社長のプレゼンテーションがめちゃくちゃ下手くそ。寝てしまった。
それじゃ、客を説得できないよ。
パワーポイントの説明はプレゼンテーションじゃない。
(そのくせ、プレゼンができる人募集だった。失笑)

2時間つまらなかった。

追記:主催者にメールで質問したら、図星だった。食い詰めた奴らを手先に使いたいだけだった。嗚呼

関連記事

  1. 東芝の「血のバレンタイン」

  2. 不祥事会社の株価研究

  3. 東芝問題の裏に隠された本当の問題

  4. とても日本人らしい3Dプリンター論

  5. お金ってものを見せられてる気がする

  6. 不思議だけど、大事なことをやられている人

  7. 洋楽のレコードが消えた日

  8. オウムとオリンパスと王様

記事をプリント