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会員サイトのちょっとしたプラグインの日本語化

eラーニングシステムを作ったんですが、2個ばかり新たにプラグインを導入しました。

ひとつはログイン・ログアウトメニュー(プラグイン名:login then logout)
Wordpressはご存知のように普通ではメニューにすらログイン・ログアウトが出てきません。
管理者は サイト名/wp-login と書いてログインしていると思います。
これでは会員に不親切なのでメニューを出す必要があります。

もうひとつは会員を一定期間過ぎたら無効化する(プラグイン名:expire users)
会員管理で面倒なのはこれですね。

どちらも日本語がないので、ここに置いておきます。

login then logoutの日本語ファイル(i18nフォルダー内に置く)
lolmi-ja

expire usersの日本語ファイル(languageフォルダー内に置く)

expire-users-ja

もし、日本語化に興味があれば以下もお読みください。

WordPressに限らない話なのですが、プログラムのメッセージを様々な言語で表現する方法は、gettextと呼ばれる方法を用います。
詳しい説明はあちこちにあります。例としてココ

作者は.potファイルというものを多言語化する人のために残します。
多言語化する人はこのファイルから.poファイルと.moファイルを作ります。

作る方法は一般的にはpoeditというプログラムを使います。オープンソースだとは思いますが、有料版もあります。
potファイルを読み込んで、poファイルとコンパイルしてmoファイルを作り出せます。

私は有料版を使っています。というのも、有料版はMicrosoft機械翻訳と自前の約文例から機械翻訳をしてくれます。
今、英文翻訳はメチャラクになっています。GoogleでもMicrosoftでもいいのですが、機械翻訳が飛躍的に進んでいるおかげで、少なくとも知らない単語も訳してくれるので辞書をひかなくてすみますし、単語の意味がわかった翻訳は大きくはずれないです。
ジャストフィーリングですが、辞書と英文だけで翻訳する方法と、機械翻訳した後に翻訳する方法では生産性は10倍違います。

なのでどんどん翻訳したいところですが、問題があります。
上のプラグイン2つともそうですが、作者がすでに興味を失っているのでパッケージに入れてもらう連絡のしようがないんですよねー。

なので、上記ふたつのプラグインの日本語パッケージはここにしかないってことになります。
翻訳ファイルだけで金くれって言ってるサイトを結構見かけるけど、こういう人に限ってpoeditはフリー版しか持っていないんだと思う。日本語ファイル作るのってたいしたことじゃないもん。

 

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