クリップボードは原則として一回のコピーを記憶する。
2回目は1回目を上書きする。
だから、クリップボードの世代管理ができたらいいね、ってことで数多くのクリップボード管理ツールが存在する。
しかしどれもが文字中心で文字の属性を落としてくれるといったことが機能の中心だ。
ご存知のようにクリップボードは文字だけでなく、イメージやさまざまなものを記憶可能だ。
言い換えるとすべての履歴を保持するのは決してやさしいプログラムではない。
フリーウェアでもクリップボードの形式を問わず世代管理できるものは少なく、CLCLが有名なものかもしれない。
今、このソフトは著者が想像した以上の価値を持ち始めているように思う。
なぜならば、Windows 10がOSとして多彩なスクリーンキャプチャをサポートしはじめ、すべてクリップボードに張り付けるからだ。
例えばWindowsロゴボタン+prtscボタンで画面全体がキャプチャされクリップボードに貼られる。
Windowsロゴボタン+shiftキー+sを押すと任意の矩形をスクリーンキャプチャでき、クリップボードに貼られる。
どんどんキャプチャしてどれをファイルに残すか後から決めればいい。
これはMacより優れている。MacはOSがスクリーンキャプチャをサポートしているけど、全部、pngファイルとして残る。
以外なところでWindows10は優秀だ。