日本のウィキペディアはなにも知らないことを知るためにはいい入門書だとは思います。
しかし、細部になるとまるで信用できません。
理由はウィキペディアは「すべて一次資料にもとづいて書け」と書いてあることをいいことに、記事をメチャクチャにする「査読者」が出回っているからです。
なにしろウィキペディアは誰もが匿名で記事書いたり、批判したりできます。
例をあげます。
あなたが「料理」について書いたとします。
その「料理」の基本的説明がどこかの本に乗っているものでなければ日本のウィキペディアの「査読者」はすかさず「要出典」と文句をいれます。
仮にあなたが服部さんだろうが、帝国ホテルの料理長であろうが「出典は?」と平気で聞くのが日本のウィキペディアの「査読者」です。
いいかえるとなにも知らないズブの素人が査読しているので個々の情報が正しいか間違っているか判断できる人ではないのです。記事を匿名で批判することでエゴを満たしている人々がいることを忘れてはいけません。
これは大変な危険な話で、出典をあえてトンデモ本や誰かのドグマであっても、なにか本から引用さえしていればOKなのです。
おそらく「光は秒速30万キロ以上になる」というトンデモ理論の本はありますから、それを出典として日本のウィキペディアを書き直すことも可能です。
悲しいことに日本の「査読者」は専門家でないので、その書き込みの真偽も判断できないし、補足説明を入れることもできません。
今度、ウィキペディア日本語版であなたがよく知っているジャンルの記事を観てください。
その関連の間では当然のことにも「要出典」などとつけている記事をよく見かけます。
日本のウィキペディアは素人が査読しているためまるで信用できないし、議論が深まる可能性は限りなくゼロ。
個人的にはお金を払う価値があると思っていません。
もっともらしい落書き帳以上ではありません。