パレオダイエット、あんまり耳慣れないかもしれないけれど、これから日本のダイエット界を吹き荒れる言葉だと思います。
私が読んで、驚愕したのがこの本。
ダイエット本のレベルを一気に引き上げたのではなかろうか。
というのも、書いてあることのエビデンスが結構、海外の論文なんですよ。
日本のいい加減なダイエット本とはレベルが違います。
いままで「最強の食事術」が最強かと思っていましたが、あの本も検証されています。
もちろん他の有名なダイエットも評価されています。
で、本人がやった結果の写真が出ているところがまたすごい。
実はスムージーもこの本の影響です。
私、生食がすごく少ない。
酵素だなんだをサプリで取るくらいなら、毎日、生の野菜を食ったほうがいいに決まっている。
また、スープなどを食べ始めたのも、「加工食品」を避けるには自作しか方法がないから。
外食すると、どうしてもその由来は不明となり、実際に太ってしまう。
「企業が習慣性をもたせようと必死になって工夫した加工食品の罠から逃れよう」
という話は私にはすごく考えるネタとなりました。
で、この本には多くの朗報があります。
食事制限はないです。
ただ、しばしば食事を取らないプチ断食時間を作れ、とあります。
これ、断片的に知られていますよね。
夕食を早く食べて、翌朝までなにも食べるな、ってヤツ。
あれもパレオダイエットの一部のようです。
いろんなダイエットやってみましたが、
ダイエットって食生活を変えること
ですよね。
今まで揚げ物とかハンバーガーとか牛丼とかラーメンとかを中心に考えていた生活を
自宅の料理を中心に考えて、外食はつきあいか理由がある時しか摂らない、っていう
食生活の重点を変える。
これにつきます。
このブログでもやってみた「糖質制限ダイエット」ですが、私は続きませんでした。
理由は、これでも頭脳を結構使う仕事をしているので糖分不足で頭痛とヤル気がでなくなるんです。
プリンとか甘いものを食べると速やかに症状が消えるので、あーこれは私には続けられないと思いました。
適度な炭水化物は、私には必要です。
かといってビーガンやマクロビオティックは駄目です。
肉を食べないと肉体、とくに皮膚が激しく老化します。これは医者がいっている事実です。
ついでにマクロビの悪口をいうなら、あの「私達だけが真実を知っている」という感じの選民思想はカルトと同じなんですが。
なんら栄養学とは関係ない=根拠はないし。
ネオとかつけてもクズであることに代わりはないです。
たとえば、砂糖はビタミンBを消費するから駄目とかいう。
いやいやいやいや、米食っても同じ糖の消化サイクルでビタミンB消費されるじゃないですか。
日本人はもともと玄米を食していたから。。。
いやいやいやいや、それ人類数万年の歴史のうち水耕栽培はほんの数千年程度の最近の話ですが。
ダメダメです。もっとダメさ加減を知りたいかたはぜひこちらを読んでください。
マクロビにかかわると健康な生活に至るためにものすごい遠回りをします。