シャープの創業者、早川徳次の掲げた理念がこれ。
1970年代、シャープとカシオは電卓でしのぎをけずった。
それは日本の電子産業を大きく発展させることになった。
ところが、89年ごろから両社は別々の道を歩む。
シャープは、ひたすら液晶の道を走った。
カシオは電子辞書、デジカメ、腕時計などいろいろなものを作り始めた。
おそらくこれからのウェアラブルデバイスで成長する最右翼の企業だろう。
シャープはコモディティ化した液晶と共に沈んでいくしかないようだ。
今やっていることの寿命もあるのだが、新しいものにチャレンジしつづけなければ、企業は消えるのだ。