ずーっと前からITの大きな潮流として、
ブラウザーのOS化
というものを見つめてきた。
Google ChromeOSを搭載したChromeBookが発表されたけど、なぜか話題にならない。
すべての処理をネットで行うことを具現化した最初のモデルなのに、みんなタブレットと似たようなものか、と思っているのだろうか。
違う。
スマートフォン、タブレットは情報を消費するためのツールであって、生産するためのものじゃない。
Bluetoothのキーボードを繋いだり、仮想キーボードで文字入力「も」できるけど、しっかり思考を文字にする道具ではない。
しばしば思うけれど、キングジムのポメラはキーボードを搭載して入力に徹しているけど、やはり思考を文字にする道具じゃない。
本当は手書きがいいけれど、キーボードに頼り、常に外部の情報を参照しながら紡ぎだすのが現在の人類。
だからネット基盤のオフィスツールとブラウザーはとても相性がいい。
ChromeBookの導入は今後、企業に増えると思われる。
だって、クソ高いMicrosoft WindowsとMicroSoft Office(copyright Microsofto.co,ltd)を使う必要ないんだもん。
Office365とかで安くはないカネを払うより、Googole Driveのアプリにしておいたら無料だし、データは保全されるし、企業ならちょっとのお金ですむし。
こう考えると、はっ!とすることがある。
「マイクロソフトの資格試験」で頑張っていた素人の皆様、ご苦労様でした。
数年後には、あなたがたが一応、頑張って取った資格はチャラになるということです。
技術は常に変化していきます。
これさえ覚えれば、一生食えるなんていうものはイマドキありませんがな。