心と体

糖質制限ダイエット(1)

家人に「あんたのダイエットは風船か」と言われ、(痩せたり太ったりを繰り返している)さすがにげんなりして反省し、ダイエット方法を考えなおした。

キャンペーン風ダイエットってその後、(自分が思う)普通に暮らしていると太るに決まっている。

ご飯食べたりパスタ食べたり、時々、甘い物をテヘッとか言って食ってればおじさんは太ってあたりまえ。

なので私も有名な「糖質制限ダイエット」を行うことにした。

が、調べるとデタラメがまかりとおっている世界。

ますますおもしろい。

否定論者曰く

  1. 炭水化物は三大栄養素と決まっているのだ
  2. 食べてたら太るに決まっている
  3. 低血糖で倒れる
  4. そんなミネラルや必要栄養素を取らないダイエットはありえん
  5. 体の血がドロドロになって死ぬ

ま、こんなものかな。

糖質制限ダイエットの旗手といってもいいだろう、お医者さん江部氏はいろんな海外の文献を紹介しながら、カロリー制限よりも有効だとおっしゃっている。
まず、ダイエットの専門医を素人が批判するのが不思議。

多くのカロリー信者が知らない現象が、糖新生。

人間の体は驚くべきことに、炭水化物が足りないとタンパク質から糖を肝臓で作り出すのである。
そして、この過程がまた重要。

DIT値という指標がある。
これは食べたものを栄養とするためのコストを表す。

例えば、炭水化物は5%程度。1キログラムのご飯は50グラムは消化などのために使われる。

ところがタンパク質はすごく効率が悪い。30-40%が消化などに使われる。

つまり、同じ500カロリーのものを食べたとすると、炭水化物は475カロリーが栄養となり、鶏肉は350-300カロリーしか栄養にならない。

さらに鶏肉のほうが消化がよくない。=腹持ちする。

かくして似たようなカロリーを取っていても、材質により痩せるのである。

逆にいえば、ダイエットで基本となる基礎代謝量である、1600カロリーくらいだとすると、

炭水化物では1684カロリー程度。
糖質制限では2400カロリー程度。

食べることになる。

これをもって糖質制限ダイエットは「いくら食べてもいい」と巷で流布されているが、おわかりのとおり「言い過ぎ」である。
ここは気をつけよう。糖質制限食とはいえ、野放図に飲み食いしていたら太る。

それでも糖質を取らないと血糖がガンともあがらないし、ドスンとも下がらない。
そのため、「くぅー、腹減ったぁ。」というような強烈な食欲がわかないのである。「あれ、少しおなかすいたな」くらいであり、少し食べると満足する。いっぱい食べなくていい。

かくして痩せるのである。

ミネラルだなんだは、あたかも炭水化物が提供しているような言い方だが論点のすり替えであることはみなさんわかりますね。

糖質を取ろうが取るまいが、海藻や葉物を食べるべきであることは当たり前です。

たしかにおならは臭く、血はドロドロかもしれません。

しかし、続かないカロリー制限ダイエットを繰り返して、痩せる、リバウンドを繰り返す風船野郎になるよりも、しばらく糖質制限をし、ダイエットした後も軽く制限するというほうが、健康にはいいと思われます。

無知な否定論者は無視してやりましょう。

私は今のところ、2日で1.5キロずつくらい痩せていっているように思います。

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