「一万時間の努力」が通用しない世界のほうが多い

「成功は一万時間の努力がもたらす」という本があり、日本人にはとても好まれる。

コツコツ努力する、って受けます。

が、これはなんにでも通用する法則だ、と思い込んではイケナイ。

例をいっぱいあげる。

ダイエーダイエー・中内功の物価1/2革命―超価格破壊で小売業・製造業が一変する

ノキア携帯市場のパイオニア ノキア

モトローラ 日本人に学び、日本に挑む

ヒューレットパッカード 私はこうして受付からCEOになった

ソニー ひと目でわかる!図解ソニー

IBM IBM お客様の成功に全力を尽くす経営

なに、こういう会社を見つけるのは簡単で、「ビジョナリ・カンパニー」で「時代を超えた素晴らしい会社」の今を見ればいいだけ。

これと、スポーツ選手が主張するところとどこが違うか?

ちょっと、考えてみて。。。

そう、「ルール」の有無である。
言うまでもないけれど、ビジネスの世界にルールはない。人の気持ちはどんどん変わっていく。
自社内にルールを設け、それをよし、とすることで会社は自然に崩壊する。
もし、スポーツにルールがなければ、1万時間の練習はなにを目指せばいいかわからない。ルールのある世界だけが、目標が固定されているため練習に邁進できる。
だから、スポーツ関係の人が教訓めいたことを言うことを聞いてはいけない。
スポーツの世界と現実の世界は「ルール」という観点からは真逆なのである。

実際のところ、上にあげた企業は、ほとんどの場合、自社の強みとしていたことをルール化してしまったがために、市場の変化についていけなかった。

今の世界でコツコツ努力するということは、とても危険なことなのだと思う。

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