前回の記事を知り合いに読んでもらったら、経営者は得になる、ってことかな、と言われてしまいました。orz
私は今、サラリーマンをやっている人もインターネット、クラウドソーシングを利用して起業するべきではないだろうか、と言っているつもりなのですが。。。
ちょっと今日はネガティブ面を考察します。
もちろん、若い新人でいきなり独立するというのは難しいです。
しかし、今の若者はこのままいけば、70歳くらいにならないと年金は出ず、引退できないんです。
だとすると、ざっくり50年働くことになる。
今、企業生命は20年くらいだろうと言われていますから、二世代分です。
毎日、会社で遅くまで働いてたいへんな境遇にいる人だっていると思います。
だから、なにもしない、というのは言い訳になっていません。
その仕事を選んだ上で、これからどうするか?
人生を続けていく以上、考えましょう。
考えることは自由です。
今日、お金をくれるところが、将来、ずっとお金をくれるかどうかはわからないのです。
実際にお金をもらえなくなる前には、醜い争いが始まります。
おとなしくしている人はパワハラの対象となり、リストラしやすいと見なされる。
アクティブに働いている人は和を乱すなどというやっかみで、引きずり降ろされる。
大人のいじめ社会は次に誰が犠牲者になるかわからない世界です。
こういうことは、すでに儲からず人が余っている企業では、ほぼほぼ必ず起きる現象です。
ここにブラック企業がいかにアホなことを「経営陣」が考え、倒産していくかのレポートがあります。
参考までに読んでみてください。
経営者だから賢い、ってことはまったくないんです。
破綻するブラック企業の楽しみ方(1)
ですから、少しずつでもいいんです。10年がかりでもいいんです。
ひとりで独立するならば、なにをすべきか考え続けるんです。
私がそうでした。
長年、ずーっと試みつづけ関心を持ち続けていたから、世の中がとても起業しやすくなっていることに気づけたのです。
ソニーが技術者からリストラするという大馬鹿なことをやったおかげで、ソニーの技術者の多くは新たな花を開かせるべくがんばっている人がたくさんいます。
ということは、ソニーという会社はすでに技術者からの意見すらビジネスチャンスとして聞けない企業に成り下がっているということを意味しています。
リクルートは雑誌に時々、特集されますが、最初から起業を視野にいれるよう会社とOBがサポートをしています。
以前、特集した「週末起業」があります。団体を覗きに行きましたが、成功している人もいます。
しかし、週末起業したいという人々も90%は「なにをすればいいのか?」考えこんでるんです。
ならば、週末起業すると決心する前に、自分の職歴上、自分の好みの上で、なにが儲かりそうか、見つけようとするだけでも、すでにスタートなのです。
毎日、数分でも考えていると、それに関する情報を見つけます。
その蓄積こそが将来の差になるのです。
もちろん、株式の売買やワインの売買でうまくやれそうだというのであれば、それはいいことです。
しばしば、電車に手ぶら、もしくは新聞だけで通勤しているサラリーマンがいますね。
今日は昨日の繰り返し。
あーなっちゃダメだということです。