BtoBとかBtoCってのがわかってる前提で書きます。
経験的にB向けビジネスって資本が少なくてすむことが多いです。
たとえば、企業向けコンサルとか、講演とかを目論む場合。毎回、営業して、提案して、そのお客用の仕事して、お金もらう。
経験的にC向けビジネスって資本が多くいることが多いです。パンフレット刷って、ウェブやらの仕組み作って、商品売って(たとえ講演でもDVD売るでしょ?)、お金はカードやらでの回収となる。
つまり、B向けは件数は少ないけど、単価は高い。C向けは件数は多いけど、単価は少ない。
もちろんこの中間もあります。C向けに高いものを売る。B向けに量産品を売る。
私が一番、やりたくなのはコンサルティング系。なぜならば、毎回毎回、苦労するから。まったくスケールアップしない。自分の24時間を使いきったら、そこまで。
口が達者で説得するのは得意なので、コンサルやらないの?って言われますけどね。
コンサルだけするところって、もう過去の遺物じゃないでしょうかね。例えば有名なマッキンゼーのホームページ見てください。
なんか覇気が感じられませんね。こんなもんです。
「俺は頭がいいんだから、なんでもコンサルしてやる。」と豪語していたのに、体使ってナンボのコンサルしかやらなかったからですね。
元気なころに、いっぱいクライアント企業と合弁会社でも作りまくってGEみたいな持ち株会社にでもなってればよかったんです。
俺からすると、ぜーんぜん頭よくない。
なぜだと思いますか?
実はBCG(わからないなら調べてね)のかつてのトップコンサルに、この疑問をぶつけたことがあります。
「全員、優等生だから、ビジネスをやるバランス感覚が悪い。問題を解決するためには会社を潰しかねない」
という素晴らしい本質の答えをもらったことがあります。
最近のコンサル会社は反省して、MBAをあんまり取らないんですよね。
というわけで、コンサルってもののスタートのしやすさと限界のお話でした。