雑感(日記)

証券会社はついに変わらず、投資信託の危険性

オリンパスの飛ばし指南、AIJ投資顧問、中央三井アセット信託銀行のインサイダーなど、すべて野村證券のOBがらみである。野村證券自体が、金融犯罪のノウハウの温床であることはこれらの事実から否定のしようはない。本体はさすがに犯罪で稼ぐわけにもいかないから、昨年から、あらゆる子会社を売り払っているにもかかわらず、ムーディーズの格下げは続く。
これは、証券ビジネスモデルの破綻を意味していると言っていいのではないだろうか。

一方で、Yahoo!の投資信託成績を見て欲しい。目減りしていない投資信託はあるだろうか?これがニュースにならないのは、まとめて報道するとパニックが起きることを恐れているからだろうが、どの投資信託が評価額あがっているのよ?
投資信託は一種の詐欺に近い。運用している人は成績が赤字であっても決まった手数料を受け取れる。(そう約款に明記されている)
配当はよくよく見ると元本を削っていることが多い。AIJの社長が抜け抜けと「騙すつもりはなかった。運用できると確信していた」と断言しているのは、投資信託がそういうものだから、犯罪にならない自身があるのだと思う。これほど気楽な商売はないのだ。

投資信託がある程度の利殖をしてくれるという牧歌的な前提にある年金、401Kなどのストーリーは破綻していると考えている。なぜならば、野村證券を見てわかるように、株、債券を動かして儲かっている人がいないから。(のぞく、プライベートバンク)

オリンパスの内部情報リークをしたことで一躍有名になったFACTAでも取り上げている。大昔から、証券会社は我々庶民のようなゴミ投資家はエサだとしか思っていない。自分の退職金の投資をまかせる先はよくよく考えたほうがいいと思う。

私は、別の道を歩むけど。。。

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