ちょいと所要があり、一人で江の島ツアー。
何十年ぶりにこういうふうに、一人で出かけるだろうか。思いつきでやらないと、絶対にやらないな。
といっても12時頃に出掛け、14時半にここに到着。
電車は近所の人も使うから、どことなくただよう気安さ。もう、東京からは遠い、普通の地方の感じがして、とってもいいな。
手前のおじいさんが本読んでいるのもすごくイイカンジ。
江ノ島大橋の歩道に行くには、いったん、国道をくぐる。もう、このあたりになると水着の人もたくさん。
歩道にあがると、竜の灯篭がお迎え。
橋を渡りきったところにあった地図。最終目標の洞窟は右上に伸びている。そこまでいけるだろうか。
これが入り口の銅製の門。ここからずーっと登りだとは知らなかった。
次の赤鳥居。すぐに白い竜宮城の入り口のような門が見える。
弁天様像。金色の剣と玉をもっています。いろんな年齢から構成される女性の団体サンが写り込んでしまいました。
辺津宮(へつのみや)の入り口では、茅の輪くぐりをやっていて行列です。みんな善男善女ですから、炎天下でもじっと行列していました。みんなここの横にある奉安殿の中の裸弁財天に興味があるようですが、今日は失礼して、どんどん次に行きます。
少し階段を登ると、中津宮(なかつのみや)です。
ちょっと後光がさしてますね。
途中にあった、とても趣のあるお茶屋さん。古びたガラス戸も、看板代わりの幕もとてもいい感じ。お茶したかったのですが、無視して次にいきます。
右と左が山なのでふたつ山というようですが、今ある洞窟と同様に海食された洞窟が崩れ、こんな大きい谷になったのだといいます。
ここの前後は当然、下り階段で上り階段です。
奥津宮(おくつのみや)前の林。「あ、ついたな」ってわかる神々しさがあります。
参拝場所からずいぶんと向こうです。ご本尊でしょうに、ちょっと遠いですね。
ここから海岸に向かって、ものすごい急坂の階段です。よもや、後からこれを登るはめになるとわかっていなかった。帰り道は正直、「足、大丈夫か?」と思いました。
帰りは写真撮る余裕ゼロ。
降り切ると整備された遊歩道があります。海岸にも降りれるようになっていますが、きれいな高架道路がついています。見晴らしはいいですね。
入り口到着です。
中では、途中でロウソクの燭台を貸してくれます。なんだかミョウなものが写ってますが、ま、よくあることなので無視。
ここから急に天井が低くなっていきます。
「江ノ島信仰発祥の地」という看板のある奥の祠です。そのとおり、特別な感じがします。ここに来るために来たようなもんです。
したたる水をワンカップ酒のボトルで受けてるんですが、音がコーンコーンと響いてすごくいい感じです。
第二洞窟も行ってみましたが、こちらは龍の像が置いてあるだけでした。
戻る途中、海岸に降りてみました。太平洋です。すごい波の力です。この力が洞窟を堀ったわけで。海岸に座ってると暑いわ。
江ノ電の江の島駅です。素敵です。暮らしたくなりますね。
ということで、あとは鎌倉から上総一ノ宮行きで一本で、帰りました。