ITで遊ぶ

再びBCP

数年前の流行がまたすぐ来るってあるんだなぁ。

NTTコムにいた時にWIDESANっていうストレージネットワークサービス作って、銀行などにご採用いただいたんだけど、また、世の中がBCPだって騒いでいる。

でもねー、BCPってシステムだけじゃなく人間の訓練のほうが大変なんだよ。いつ起きるかわかんない障害に対して、延々と訓練を繰り返す。繰り返しやってみないと手順は必ず腐るからね。

でも、それをやりきれなかった東電はコケて、やりきれた金融機関は話題にもならないくらい、きっちり動いているわけで。

NTT社内では「危機管理」という呼ばれ方をしていて、回線の管理は極めて高度だった。詳細は言えませんが、数少ないNTT社内で「凄い!」と思ったことだった。「これをネタにコンサルを売れば儲かる」とすら思ったもん。ほら、東日本大震災もそうだったけど、船まで持ってる。

上記WIDESANだって、そういうチョー高信頼性の回線があったからこそ作れた商品でした。BCPやろうってのに回線切れたらシャレになんない。

商品ライフサイクルは5年程度だと思って事業計画立てたけど、ゼーンゼン息が長い商品となったようだ。
また引き合いが殺到しそうでよかったね、O君、H君

関連記事

  1. 大塚家具から学ぶ経営

  2. 同じパスワードを使い回ししなくても。。。

  3. PHPフレームワーク普及度合い

  4. 奴隷よりひどい労働条件

  5. eee BoxにWindows XP Professionalを導入

  6. 光ファイバーの衝撃

  7. 日本のITが絶望的な理由

  8. 自動車のインターネット化

記事をプリント