雑感(日記)

立ちすくむ40代以上

気が付きたくない人がいっぱいいる。曰く

会社の上司が気に入らない。これじゃ、社の業績があがらない。

斜に構えているヤツって一生懸命やって振り落とされるのが怖いんじゃないか

責任もちたくないから仕事から逃げているんだろ。仕事はそんなもんじゃない

聞きあきたセリフなだけに、コンクリートかというと、まったく違う。

仕事→金儲け→その金でなにをするか、って真剣に考えていない証拠。

養鶏場のニワトリと一緒で、考えてみたところで、餌が流れてくればあわててつつくことが優先する。
それを繰り返していると、すべての欲望を会社がかなえてくれる、と感覚してしまう。

冷静に考えればそんなことはありえない。株ですでに機関投資家すら凌ぐといわれる、ジェイコム男が、アキバの駅前ビルを90億円くらいでポンと買い、さらに170億円でポンと買ったノリで、君の勤めている会社を買えばすべての従来の価値観は終了する。

他人のカネを回すのが仕事の「従業員」の価値なんてその程度であるのは事実。

 

が、モノに囲まれ、お金に囲まれ、アジア一贅沢な時間を過ごした若者はまったく違う。

ものすごく優秀であっても、いや優秀だから、『仕事は生活のため』と断言できる。

外資系とか、コンサルタントとか、ファーストクラスも一流レストランにも、まったく動じない人々。
わかりやすくいえば、年齢に関係なく、精神的な成熟度が段違いに高い。

今までの周囲の人間関係のみの養鶏場生活を全否定され、立ちすくむオジサンとオバサンがそこにいる。

日本は若者から変わりつつある。

関連記事

  1. 人生の目的の達成と財産

  2. 太陽の黒点と景気の奇妙な合一

  3. 風薫る5月

  4. パズル

  5. はぁ、キモッ!

  6. アメリカの今後はこの人の見方が正しい

  7. 生産性をあげる方法

  8. 地方の暮らし、さまよう若者、マネー