雑感(日記)

情報リークとコントロール

2010年は、きっと、情報リークが市民権をもった年として歴史上、記録されるであろう。

なんて、カッコイイ書き出しを思いついたので書いてしまった。バカだな、俺って。
思い起こすと、Wikileaksでアメリカの公電が大量にリークされ、その前は尖閣列島の中国漁船が喧嘩をふっかけているビデオがリークされ、その前はイスラム圏の人間への差別意識丸出しの関係者のモラルのなさを証明しまくっている資料が垂れ流されたあげく、本まで出版される。公安は「俺のものだ。スマン。」といえないから、捕まえようもないだろうね。

こういうことが起きると、あたかも漏洩させたヤツが悪いような言い方をする。でも、ちょっと待ってほしい。記録された行動の善悪は人により評価は違っていて当たり前だろうな。だから、たとえ漏洩されたとしても職務上、必要であったと説明がつけばいいのではないだろうか?

ところが上の例すべてが、残念ながらすべてが、内容もしくは漏洩した時の状況がおかしなものばかりである。そのおかしさを誤魔化すために、漏洩させたヤツを悪人にして論点をすり替えている。やり方が姑息にすぎるし、そういうように報道する新聞、テレビは相変わらず、時の政権にべったりだと思う。民主党になっても同じということは、べったりの相手は政治家ではなかった、高級官僚だということなのでしょうね。

こういう公表された事実だけでの、燻り出しはおもしろいと思う。

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