ITで遊ぶ

iPadの繁栄

iPadがたいへんなことになっている。今日の朝日新聞には、iPadフリークというか、生活の一部になっている人が描写されていた。以下の代わりになる。新聞、雑誌、パソコン、ゲーム機、音楽プレーヤ、ビデオ再生機。情報ライフのほとんどがiPadで済む。朝、iPadを見れば新聞が読めるわけだ。(日本じゃまだ無理か)

一方、こういう話しも見つけた。iPadの有力な対抗馬は出遅れ?
競合他社はiPadが倍の値段で電池は半分しか持たないと思っていたので、設計のやり直しになったという話し。それもサムスン、HP,DELLといういつもの面々。
専門家じゃないのでいい切れないけど、今まででてきた製品から推測すると、Windows MobileなりがOSだったらiPadには勝てないと思う。Unix系のAndroidとか組み込み用Linuxなんかを使わないと、バッテリーのもちと起動時間の両方で無理だと思う。

なによりもハードウェアを出したところで、AppleStoreにつなげられるわけじゃない。楽しみは半分しかない。
iPadは趣味のデバイスから家電になったといえる。市場はデカイ。この規模になると、iPhoneOSの開発者は事業ベースにのると思う。
一部でもいわれているが、おそらくAppleが目指すのは家庭内のデバイスだと思う。MacTVがそのトライアルだろう、と。

ご存知のとおり、iPodの大躍進の影には音楽市場をまとめきったスティーブ・ジョブズの天才的なネゴシエーション能力があった。(みんな時系列を誤解するが、そのころのappleはつぶれるかもね、といわれているくらいだった)
モバイル機器ハードウェアメーカ、ソフトウェアメーカ、コンテンツディストリビュータを一社でやり、ジョブズというひとりの頭脳が管理しているから有機的に動く。他社は当分の間、指をくわえてみているしかないだろう。
日本の家電メーカーのパナソニックとかシャープとかソニーとか、ガンバッテ欲しいけど、経営者自身がビジョンをもち、すべてをマネージしていけるところはないもんなぁ。日本企業の経営者のやってることといえば。。。某社の社長は本社の窓から門を眺めていて業者がにこやかでいると、担当者を呼びつけて業者に得させていないか調べているそうだ。。。こんな下請けいじめばかりしていて、いい部品とコラボレーションができるとは到底、考えられない。

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