サラリーマンのふり

産業連関表って知ってる?

意外に知らない人が多いのと、私も知らなかったことがあるので書いておこ。

産業連関表とは、ある産業から次の産業に財が移り、最終的にどこで消費されるかということを追いかけた表です。

たとえば、家を立てるならいろんな材料が必要で、それを供給している流れが業種というくくりでわかります。

政府は日本の産業連関表を作っています。残念ながら、3?5年に一度しか出てこないので、最新といっても2,3年前だったりします。

これがなんの役にたつかというと、まず、自分のいる業界の規模が全体の中でわかります。次に、その業種が伸びているか縮んでいるかわかります。で、業界の客が増えているのか減っているのかわかります。

さらに驚くべきことは、日本全国だけではなく各県も作っています。

千葉県は産業連関表の読み方のリーフレットまで作っていて驚きました。親切だのう。

東京都の産業連関表もあります。これ見ると、東京は個人消費がすごいことがわかります。

どこに売っていいかわからない、とか煮詰まった時に眺めてみると、なんかヒントがつかめるかも知れません。

関連記事

  1. 百貨店のオンラインショップを嗤う

  2. 「無謬性のロジック」という言葉

  3. 今の日本を正しく理解する

  4. 努力への誤解

  5. 自動車のインターネット化

  6. 奴隷よりひどい労働条件

  7. 就職難はいつまで続くか?

  8. いい講師になるコツ

記事をプリント