起業が難しいワケ

起業への道

ひさしぶりに起業について書いてみます。

2019年も100日を切りました。
今年は3人(会社ふくむ)ほど起業の助けをしたのですが、総コケです。

あらかじめ断っておきますが、「助け」を求められただけでリードを取るように頼まれたわけではありません。
試作品の手伝いや情報提供くらいをしてあげて、あとは本人しだい。

今年もバリ島に行きましたが、バリ島でも結構目立つのは廃墟です。
小さいショッピングモール、潰れたワルン(零細企業)などが道路沿いに並びます。
バリ人は起業精神は旺盛ですが、他人と同じことをすればおこぼれに預かれるのではないかという考えの甘さが目立ちます。

共通するダメな理由はきっとこの記事を読んでいる人のためになるでしょうから、書いておこうと思います。
基本的なことなのに、あまり見かけない話です。

まず、この図を見てください。


ビジネスサイクルをとりあえず、こんなフェーズに分類してみました。

  1. 企画:「こんなことしたら、モノがあったら助かるお客さんがいるんじゃないかな?」
  2. テスト:「できるかどうか、現実性があるのかやってみよう」
  3. 収支計算:「やってみてどれくらいの原価でいくらくらいで売れるか考えてみよう」
  4. 調達・製造:「量産するか、手に入れてこなきゃ」
  5. 保守・サービス:「壊れたらどうする?使い方は難しいかな?」
  6. 営業:「ネット?口コミ?他との違いについて話せなきゃね、」

一人起業とは、これらすべてを自分でやる、もしくはコントロールしなければなりません。
大企業ではそれぞれ部署がありますよね。類似性に気づいてくださいね。

ところが多くの人は1だけでできるつもりになっていないでしょうか?
実は1はいろんな人が気づいています。
しばしば「アイデアを盗まれた」とか言う人がいますが、アイデア自体にはほとんど価値はありません。
アイデアだけでは特許は取れないということに気づいてください。
にもかかわらず「俺のアイデアだ」と主張する価値観の相違から、追い出されるのです。
具体的に2でどう解決するかがなければビジネスにはならないのです。
逆に2について、技術やリソースがあるから1はないか?というのもあまりうまくいきません。
1の周到な調査が必要でしょう。

それでも起業したいと言いながら、たいていの人が1,2をやっただけで力尽きるようです。

もしくは1、2、3をすっとばせる流通業(転売)に走る。
しかし誰もがやっていることは6の営業フェーズで困難を極めます。
何万人?もの起業したい人が読むメルマガも見ていますが、営業面については絶対に語りません。
そりゃそうです。同じものを売ることについての危険性を話すことは自分の首を絞めますからね。

流通業については自分でECサイトを持たなくても、Amazonを頼るという方法があります。

アフィリエイトを自分が作るなんて、あまり考えないほうがいいです。
そもそもあなた自身、毎日見るサイトってどんなサイトですか?毎日読むメルマガなんてありますか?なんで自分が提供する側に回ったら、自分が消費する側と違うことが起きると思うのか不思議でなりません。セミナーとかで洗脳されるんでしょうね。

お金優先だとビジネスは続きません。
お金への考え方ってサラリーマンとビジネスマンは違うんですけどね。
社内起業がほとんど失敗するのもお金への考え方です。
いきなり3から始めるからサラリーマンは1,2についておろそかになるか、自分の都合のいいように考えてしまう。

モノを売る起業家ってハードルが高いようで、1,2,3,4をやればいいということになります。さらに言うならば3は簡単なので4を頑張ればいい。
(収支は固定費と変動費が理解できれば、誰でもやれます。固定費の回収は利益からですから、できるだけかけない。それだけ!わかれば起業で豪華なオフィスなんて考えないハズ!)

4について本を書こうとは思いますが、どうしようかな?笑
実は少量で高利益なら手作りという方法もあるんですよ。
私も商品によってはやってます。
(あくまでも聞いた話ですが)SMグッズなんてのもハンドメイドの内製らしいです。
つまり試作からほんの数歩の進歩というところでしょうか。

こうやってフェーズ分けをして気づくことは、コンサルタント業がいかに難しいかということです。
というのも6しかやることがない。

競争が厳しくなるのも道理です。

だからこそ、1,2は肝だし、コンサルティングというビジネスモデルであっても、よいツールは必要だということですね。
定年後にコンサルタントって本当にないわーと思います。

起業したい方は上の図を眺めて、どうするかよく考えましょう。
でなければ、私がサポートした3人のように全体像が描けないまま途中で腰がくだけます。

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