会社員じゃない生き方

起業への道

「非会社員」の知られざる稼ぎ方という東洋経済の連載があります。

「サラリーマンから脱出しようか」と考えておられる方には参考になるのではないでしょうか。

いろいろ読んでいて思うことがあります。

多くの人が好きなこと、できることから始めますが、それがお金になるかどうかなんてわからないで始めるんです。

しかしいろいろやっていて最後にはなんとかなる。

世間では「好きなことで飯が食えれば苦労しない」といいます。

この言い方は根本的に間違っていて、好きなことをこれでもかとやることは苦労といわずしてなんなのでしょうか?
その苦労がやらされている苦労なのか、好んでやっている苦労なのかの主観的な違いでしかありません。

そしてそんなことを言っている人に限って好きなことをとことんやった経験なんぞない中途半端な人間ばかりです。

とことんやった人間はたぶん「人生の経験に無駄はない」という結論に到達するはずなのです。

以前書きましたが、好きなことをやっているプロは徹夜してフラフラになっても「この仕事が好きか?」と聞かれて迷いながらでも「はい」と答えられる人です。

今はパソコンで飯を食うなんていろんな意味で立派な職業ですが、私が学生のころは「オタクのおもちゃ」って言われていたんですよ。
つまりパソコンいじってると「遊んでる」って言われていたんです。

「好きなことで飯が食えれば苦労しない」と軽々しくいう人間はとことんつきつめてやったことがありますかね?

考えてみれば、世間でよく言われることはそのとおりにやれば不幸になるような言葉しかないと思いませんか。

  • 有名大学でて大企業に就職しろ (その大企業が潰れるとつぶしが効かず再就職に苦労します)
  • 親を敬え (親を超えなきゃ人類進歩しません。感謝はすれど敬うべきではありません)
  • 石の上にも3年 (3年経てばすっかり世の中が変わる時代です)
  • 人脈を作れ (自分がなにか提供できない人脈乞食だと相手にされません)
  • 出世しろ (出世とは大組織をバックにすることです。給料に見合わない出世は会社の業績が下がったり転職する時には不幸となります)
  • 屁理屈を言うな (理論立てて考える能力なしに精神論ばかり唱えるから第二次世界大戦に負け、失われた20年になりました。考え抜くことは大事です)

もうおわかりですね。世間や学校の先生の言うことを聞いてはいけません。

結果は不幸、もしくは貧乏になります。
そもそも上のようなことをエラソーにいう人に限って貧乏です。深く考えずに他人の考えた常識とか一般論にしがみついた結果です。
おそらく世間でよく言われる言葉は、あなたがハッピーになられては困るから流布しているのだと思うしかありません。

ついでに書いておきますが、とくに聞いちゃいけない言葉をはきちらす人種は元スポーツ選手、コーチ、音楽やダンスのコンクール選手、コーチなどです。
ルールのある中でがんばった人ってルールを変えるっていう発想がないんです。言い換えるととても単純な世界に生きています。そういう世界ではどうがんばればいいかはわかりきっています。

なにが正義でなにが悪か決まっていて、処罰する機関があります。プロといえども延々と学校の延長です。

世界は時代と共に刻々とルールが変わる、見方によって立場が変化する、誰もコントロールしていない複雑な世界だからタイヘンなんです。

わかりやすいモータースポーツ(レーシング)だってヨーロッパ勢は勝てないとなるとルールを変更するじゃないですか。

オムツという単純な商品であっても、赤ちゃん用、水分の保持、老人用、はきやすさ、などなどお客と要望が変化し、当然、機能も変化します。

ここにどういうルールを作りますか?選手とかコーチとか監督とかやっていた人間に聞いてみたいものです。
どうせ「屁理屈を言うな」と叫んで私を殴りつけるんでしょ。だから「脳みそまで筋肉でできている」と揶揄されるんですよ。

スポーツをやることはとてもいいことだと思いますが、日本の体育会流の硬直した考え方を過大評価して取り入れていると、あなたは生きていく上で貧乏くじをひきます。
今、体育会系クラブの不祥事が立て続けに叩かれているのも時代の変化です。

むしろ引用した連載のように人々があがいた結果、なにを得たかのリアルケースを学んだほうが役に立ちます。

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