デストピアをどう生き抜こうか

起業への道

先日、関西で大きい地震がありました。

もっとも恐ろしいことは、それでもみんな通勤して帰宅したってことです。

「会社がルールを決めてないから」なんて考えている人は本当に愚かだと思います。
そういう人間はきっと会社が決めたことはサービス残業、転勤を含めてなんでもやるんでしょう。粉飾決算まで。
自分で自分の生き方を決められない人を「社畜」というのではあるまいか?独自の定義だけど。

みんな今日の生活を壊したくない。
これくらいの地震でも人生には関係ない、という必死な「見てみないふり」だったのではないでしょうか。

東北大震災だって東京や西日本の人は我が身とは思わず、必死で「見てみないふり」をして通常の生活を続けたと思います。

渋谷なんて3日後には普通だったもん。

私はあの日の夜に垣間見た「売り手がいなくなった社会」を忘れることはできません。

売り手がいない社会ではいくらサービスを要求したって誰も応じないのです。

車で溢れていてほとんど動かない道路沿いで、バスを待っている人、タクシーを待っている人、歩き疲れて動けない人、みーんな売り手がいない瞬間に敗者となった人々です。自分で自分にサービスを提供できる人だけが生き残る。
その現実を見ました。

 

さて人口の減少はものすごいスピードで進んでいることはご存知のとおりです。毎日、日本の人口は51人ずつ減っています。

あらためて言わなくてもこういうグラフはよく見ますよね(出典:内閣府

ヨーロッパの経済学者の解説によれば、理由は簡単で女性が社会に出て働かざるを得ず、子育てが生きていく上でのリスク以外のなにものでもないからだ、ということです。

なるほどぉ

特に日本はそうですね。

企業はマタハラするしね。ヤクルトなんて有名だわな。(「ヤクルト マタハラ」で検索すると気持ち悪くなるくらい女性が女性を叩くマタハラ記事が出てくる)

軽度の介護政策が失敗したらしいです。
元気な老人にちょろりと勉強させて病気の老人の面倒をみさせようとしたけど、元気な老人は孫の世話や遊ぶことに忙しく、安い介護職にはまったくならなかったということです。
年金もらっている年寄りの行動パターンを読み違えたようです。

 

なんでこんなこと書いてるかというと、これから衣食住と雇用の売り手(募集)が日本にいなくなる、ということが言いたいのです。

なんとなく日本社会にはびこっている「日本製」信仰。
どこの誰が作ってるかわからないのに、日本製スゴイと信じてる。

でもみんなユニクロ着たりする現実を見れば、日本でアパレル作ってるところなんてほとんどない。

食い物も野菜も肉も抗生物質大量にぶっこんだものを食べるしかない。(こういう観点からすると日本製よりブラジル製のほうが鶏肉は安全だったりする。日本より厳しいEUの基準をクリアしているから)
日本で儲からない食品作る人は減るだろうね。鶏なんてインフルエンザ流行ったら、パーになってますよね。
それでも「いいものを作ろう」なんて普通の人には手が出ないブランドの鶏。

親戚に農家がいるけど、野菜を作るのは大変。

住居や道路は住む人がいないし、作る人もいなくなる。恐ろしいのは保守も無理になる。橋や道路のメンテは人手とカネがかかる。

田舎の地方自治体は崩壊し公共サービスは不可能となる、つまり修復はされないだろう。夕張市を見ればわかる。気の毒だが、あの市は日本の将来だ。

そうなると私には見えることがある。

そう、円安によるインフレだ。
インフレが起きる。
今までじゃぶじゃぶなお金が市中に出回るんじゃなかろうか。

政府は借金が減り大喜び。年金生活者は死滅する。

だいたい日本国民って今まで年金があったから老後のお金について考える人がほとんどいない。

50歳代で貯蓄ゼロ。年金をあてにして仕事は考えない人って、あなたや周囲にいるでしょ。

でも貯金ってインフレの前では無力だからね。明治時代に1円が大金だったことを忘れてはいけない。

インフレに耐えられるのは株式や商売といった生きているお金だけです。

今後、少子化に伴い自分で稼ぐ人間じゃないと、雇われ人じゃ生きていけない気がします。

繰り返しますが、世の中のサラリーマンの多くがやっている仕事って日本じゃなくてもいいものが多いのです。総務、経理は典型的で営業業務の一部のしごともそうですね。

それらはどんどん海外、シンガポール、インドやマレーシアで仕事として流れています。
マスコミが報じるとさしさわりがあるから報じないだけで、IT系外資系で日本で間接部門に人をかかえているところはすでにありません。

大企業でもだんだん変わっています。人が少なくなると、この動きは加速されます。

信じられないならば、私の若いころの話しをしましょう。
当時はパソコンもなければ表計算ソフトも電子メールもありませんでした。

だから、ものすごい人数の女性が表計算や電話番のために雇用されました。それを「一般職」と言っていました。若い女性はそういう作業に雇われ花嫁候補であることが普通だったのです。

私のいるIT業界はそういう牧歌的な職場をなくしました。
最初は工場でした。工場がシステムで管理され生産性をあげることで人は減りました。
工場の努力は続き、ロボットが働く工場は普通にあります。NC工作機だって人型ではないですがロボットです。

今の変革はホワイトカラーです。
日本のひとりあたりGDPで示される生産性が極端に悪いのはホワイトカラーのIT化がものすごく遅れているからです。
時々、書いていますが、日本のシステムはエンドユーザーが苦情を言うことを恐れ、紙ベースのやり方をそのままコンピュータに入れたものが多いのです。
だから人も減らなかった。

そんなことをしていたら海外からものすごく時代遅れになったから、世界標準のパッケージソフトを入れて、そのように仕事のやり方を変えているところです。
エンドユーザーが昔、ほざいていた「ウチのやり方は特殊だから」は経営者がすでに見切っています。

こうして第二のIT化の波が来ているのです。マスコミは書かないけど。いや、彼らは大きな波を理解していないですね。

正社員だといっても、本当は誰にでもできる仕事の給料はあがるわけないです。海外に仕事ごと流れていきますから。

一方、コンビニ、ファミレスや居酒屋の店員も多くは外国人に変わってますよね。

だから給料の平均はあがらないのです。

サラリーマンを続けるなら付加価値の高い仕事をやるしかありません。

残念なことに日本で付加価値をつけられるサラリーマンも無能なサラリーマンも同じように長時間労働をしています。

それでも派閥争いに破れたり、順位をつけられて弾かれたり、役職定年になったら次のしごとをみつけなければいけないのです。

もし、今、あなたが会社で中堅ならば「ビジネスを自分でやる」目を養うべきです。

会社の出世なんてどうでもいい。5年後に今の会社が没落している可能性は高いのです。

出世争いはわかりやすいですが、自分個人を考えたらまったく損な取引です。

一人で生きていける方法を見つけることは必要だと思います。

話しがわかりにくくなったので、まとめます。

  • 田舎に住むな。生活インフラが危ない
  • いつまでも働ける方法をみつけろ
  • どうでもいい仕事は海外に流すことができる
  • 人が少なくなるから、人を雇おうと思うな。無職を利用しろ

 

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