テクノロジー遊び

ハードディスクレコーダ

2006年3月にやっと、買いました。

巷にDVDレコーダ、HDDレコーダってものが出回りだして、3年以上経つだろう。
その間、私以外はデジタル物に鈍感な、いや、まったくついていけてない家人はなんの疑問もなく、VHSビデオに暢気に録画をしては巻き戻して使い、テープをすり減らしていたのである。

それを尻目に、なぜ私がこのテを購入しなかったか、というと、パソコンとの連携を考えていたからに他ならない。インターネットを使っていて
も、それがどんな仕組みかもわかっていない家人にパソコンで番組を録画しろ、なんていおうものなら使わないに決まっている。だからといって、巷にもっとも
出回っている機器のようにHDDやDVDに録画できればいいかというと、それは違う。なにしろ我が家にはRAID1のファイルサーバー様がいるのだ。保存しておきたい番組は、こちらにしたいではないか。

RD-H1とVirtualRDの組み合わせを知ってから一年以上になるが、いまだに家電でLANインターフェースをもつものは少ない。しかも一時、この東芝のRD-H1は販売していなかったし、いまだにインターネットでしか販売していないのだ。
RD-H1は250GBディスクをもち、3万円をきるという素晴らしい値段だったので、
素早くゲットした途端に2006/4/3付けで早くも販売終了。(いまはRD-H2)東芝内部での内輪もめが透けて見えるような売られ方である。ネットで
囁かれているように、こんな家電とパソコンにまたがったような中途半端な製品はニッチもいいところなので、同類は増えないのは理解できるけどね。

家庭で使い始め、ようやくHDDレコーダの大量保存、素早い頭だしのありがたみをご理解いただいたところで、VirtualRDで遊ぼうと企画したのでした。

ところが、これを無線LANに繋ぐのが一苦労でした。RD-H1はLANのコネクタだけなので、我が家の無線LANに繋ぐには無線LAN・イーサのアダプタが必要です。どれも、1万円以上するので困っていたらコレガのアウトレットでCG-WLCVR54AG2が激安で売っていたのでゲット。覚悟はしていたのですが、来た製品は説明書もドライバーもない、シリアルは削ってある(苦笑)。クロスケーブルで接続して、ESSIDなど最低限の情報をセットしたら切り離します。
その後どうにも繋がらない。無線LAN側から見てわかったんですが、このCG-WLCVR54AG2は無線LANに対して自分のMACアドレスを名乗らないんですね。繋がっているパソコンのNICのMACアドレスを名乗ります。わかってしまえば単純ですが、こういう無線LANコンバーターは全部そうなんでしょうか。ネットの情報ではDHCPでしか使えないというのでDHCPで暫く待っていたら、あっさり繋がりました。いやー、これ、普通の人は繋がらないんじゃないの?

その後、我が家のファイルサーバ様にVirtualRDを導入したのですが、RD-H1側からどうしても見つからない。いろいろ書いてあることをやっても繋がらない。シンプルなLande-RDからはあっさりと繋がりました。フリーウェアだから文句いえないが、ソースコード見たいなぁ、ポンと実行ファイル置いてあるだけだから、いまいち不安。(><)。

転送速度は噂どおり激遅です。番組時間の半分くらいかかるのかな?それでも、サーバーにあがったMPEGをPCで普通のWindows Media Playerで鑑賞できた時は感激しました。Macからは、VLCで見ることができました。

家電とPCの共存のためのハブ機能が欲しいところですね。統一されたものができなかったら、家電側が少し歩み寄ってくれたほうが、一般の人には使い勝手がいいホームエレクトロニクスになりますね。

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