たぶん私が知らないだけなんだろうな。
日本はどんどん鉱業をやめているが、その理由がいつも「採算が採れないから」もしくは「鉱脈が枯渇したから」と決まっている。
グローバル経済の時はそれでよかったと思う。ロシア、中国、オーストラリア、南アフリカなどどこからでもお金さえ出せば鉱物は買えた。
しかし、だんだんブロック経済に変わっている。ドルや円の信用がなくなりつつある(時代)だから、金は際限なく値上がりしている。私の予想では当分、値上がりし続ける。
中国はレアアースを経済戦争の武器として使い始めた。金額は小さいのだが、半導体製造に必須だ。
ところが金は戦時中の金鉱山整備令で掘るのを辞めただけだという。他国に比べ採算の取れる高品位の金山はまだまだありそうだ。(閉山した山から発見された金鉱脈)
また、レアアースも南鳥島沖の海底の泥にいっぱいあるようだ。(経産省の記事)
韓国との間の日間共同開発海域と称する場所には大量の石油とガスが埋まっているらしい。
メタンハイドレードはどうなった。
火山国の日本は鉱物資源は多いはずなのに、なぜ鉱業を復活させないのか不思議だ。
ここが私の知らないなにかがありそうなところ。
たしかに環境には優しくない。でも今の技術で優しく掘ることは可能なんじゃないだろうか?
技術開発するなら海底のような気がする。
日本人が不得意なソフトウェアの世界のAIの開発なんてことよりも、モノの製造にこだわったほうがいいように感じている。




