雑感(日記)

歴史学者は未来をみる

(神野先生、すみません。アイキャッチャーにお写真をお借りしました。)

歴史を知ることは未来を垣間見ることに他ならない。
なぜならば、人類がやらかす行動パターンは変わらないからだ。
「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」とは誰が言ったのだろうか。
そもそも我々の人体の構造は数十万年以来、変わっていないという事実がある。
どれだけ筋肉を鍛えていようが、どれだけ凝った美貌を誇ろうが本能は変わっていない。

だから歴史学者が未来予測をするとかなりの精度で的中するし、みんなもそれを知っている。
歴史学者ジャレド・ダイアモンドが書いた「銃・病原菌・鉄」は大人なら必読本の一冊だろう。

転じて日本人の歴史家でそういうことを語っている人はいないのかなぁ、と思っていたYoutubeで発見しました。神野正史先生。塾の先生らしいのですが、歴史からわかる未来について話してくれています。

手っ取り早く役立てたいならこの動画。

タイトルは「国が滅びる理由」だけれども、会社が滅びる理由も語っておられる。

これはものすごく大事な話で経営者が「自分を有能だと思っている無能」だったら、その会社の株は買ってはいけないことになる。他の要素はすべて現象に過ぎず本当の理由ではないということだ。
おそらく日産なんかの経営者は歴代が「自分を有能だと思っている無能」ではなかろうか。経営活動を見ていると、そう見える。もともと合併を繰り返した会社なので社内の責任が不明確な可能性があり、役員といえども他責にする習慣が身についているのではないだろうか。そもそもカルロス・ゴーンが来る前もガタガタしていた会社なのだ。だとすると、確実に事業は縮小する。リストラを繰り返し、どうしようもなくなったところでファンドに買われ、どこかの自動車メーカーに売られるであろう。後年、「ホンダの子会社になっていればなぁ」というのである。

自分が勤める会社についても同様だ。伸びる可能性があるのか、ダメになっていくのかは経営者の発言を聞いていればわかることになる。
幸い「上司は部下を見抜くには3ヶ月かかるが、部下は上司を3日で見抜く」ものである。

上のYoutubeの講義の途中で説明されるが、国は安定期と変動期がある。日本で言うならば昭和くらいまでは安定期だった。しかし今は変動期だ。残念だけれども、私のような年寄は昭和に育っていて、そのころの安定期の価値観をアップデートができていない同年代の人はかなり多い。
一流大学とか大企業とかに所属していれば一生安泰だなどという価値観がアップデートできていない人は多い。新興企業への富の移転に気づいていないのだ。
困ったことに多少勤勉であれば、成果が出てしまう。だから「自分を有能だと思っている無能」は危険なのだ。

真に有能な人間とは、様々なことを着想しテストし失敗もするが最後には成功する行動パターンをもつ人のことをいう。
勤勉な無能とは、極度に失敗を恐れ、わかっている正解しかやらない行動パターンを取る人のことをいう。

個人的考えだが、失敗というリスクをコントロールできるかどうかが有能、無能の分かれ目ではなかろうか。

働いている人にはものすごく役にたつ講義だし、神野先生の講義では今後、中国がどうなるか、ロシアがどうなるかもあらすじはすでにわかっているのだ。

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