雑感(日記)

被害者になるよりエゴイストのほうがマシ

Amazonで本を探していて、たまたま日本の政治のおかしな点をついているいくつかの本に出会った。
興味のある方は秋嶋 亮とか植草 一秀氏の著作を探してみてほしい。

この手の話はずーっと出ている。いろいろ取り上げると話が長くなってしまうので、ここでは「日本はアメリカの属国である」を取り上げる。これはほとんど事実だ。
羽田空港が激混みするようになって、ついに都内上空を旅客機が飛ぶことになった。理由は米軍の飛ぶ空域を邪魔しちゃいけないから(http://dmcr.web.fc2.com/)

日本は大量のアメリカ国債を保有している。橋本龍太郎が「売りたいな」と言っただけで彼は失脚した。
アメリカ駐留軍には手厚い資金提供もしている(思いやり予算)。

こうして見れば、日本はアメリカの属国である。

かねてから書いているが日本のいう主権在民は嘘である。世襲の政治家が権力をもち、奈良時代から変わらない官僚が実行する。
だからもし仮に日本が再び戦争をすれば負けるだろう。なぜならば、日本が敗戦に至った理由は「軍」という役所の官僚の怠慢にあったと言っても過言ではないからだ。
「天皇陛下のため」と言いながら玉音放送の前に天皇陛下の殺害を試みるような連中だった。

しつこく書くけどインターネット黎明期に検索エンジンを著作権違反じゃないかとか、Winnyの作者の金子氏を逮捕していじめ抜いた結果、P2Pの分野の研究は日本ではご法度になってしまった。(だいたいの会議システムはP2Pを使ってる)
役人からすると、世界初の理解できない新技術は悪なのである。アメリカ様で流行ればOKとなる。言い換えると日本の役人は理解力すら乏しいことが証明されている。

10年近く前からドローンという無人航空機の分野が出てきた。
しばらく手を出さないで様子を見ていたら、案の定、「航空機だから」と徹底した規制をかけている。
あの法律を守れるのはそれぞれの分野でリソースを持っている大企業しか難しいと思う。
たまたま今、メジャーな機体が中国のDJIであるので、アメリカ様の方針が決まるまで、しばらく日本は様子見だろう。
「空飛ぶタクシー」なんて法規制を考えたら、実現するわけがないし、必ず落下する(させられる、してしまう)ことにより、「危険物」のレッテルを貼られることは今からわかる。

日本での国民の規制は年々じわじわと厳しくなっている。
なんとなくみんな禁煙だとか、ハラスメントは犯罪だとか認識しているが、すべて法律による規制に向かわされていることに気づかずに従っている。
そこで「自由」を叫ばない、私をふくめた日本人は規制される奴隷になるほうがラクなのだろう。北朝鮮の国民の気持ちがちょっとだけわかるかもしれない。

しかし、こんな話はすべて少子化でひっくり返る、と私は思っている。
だって規制の対象となる人間がいなければどうしようもないじゃないの。
権力をもっている人達が犯した最大のミスは、国民から搾り取るだけ搾り取ったら生存に専念するために生殖活動をしなくなる、という当たり前の事実に気づかなかったことだ。
日本では昭和まで専業主婦という代物がいた。今でもアラフォー以上の無能な女性に限って働かなくていい専業主婦を希望している。しかし、男性はときめきもしない高齢女性を養うだけの結婚なんて、生存をおびやかされるだけだから逃げ回っている。

さらに悪いことに「民主主義」という多数決原理をかかげてしまっている以上、現在、未曾有の老人大国であり、老人の福祉が少数の若者向けの福祉よりも優先される。
少子化対策なんて過去もできなかったし、これからもできない。

すでに自衛隊も人手不足だし、官僚自体も人手不足。
なにより、若者を痛めつけすぎたせいで、未来を明るく考え積極的に責任を取って任務を遂行しようなんていう奇特な若者は少数者だ。
権力者の希望するとおりの、責任を取らずに黙って作業だけする日本人ができあがったのに。。。


私はこんな話で日本はどんどん暮らしにくくなっている事実を見聞しても、どーでもいいと思っている。
理由は単純で、その状態は自分じゃ変えられないし、変える興味もない。だとすると、それは私が生存していくための制約条件に過ぎない

ましてや自分が老人ホームで介護を受けるジジイになり、くたばった後の世界なんてどーでもいい。
おそらく日本は今が嵐の前の静けさで、これからメチャクチャになっていくと思う。
だから、いろんな規制をかいくぐって犯罪にならない範囲で、今、自分はなにをすれば楽しいのかだけを考えている。

 

 

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