ITで遊ぶ

web APIサーバーで語られないこと

最近、webアプリの世界はようやくAPIの話が増えてきたように感じます。
ようやく専門誌などに、APIで通信しあうサーバーなどが書かれています。
しかし、Web APIの作り方の解説を読むと

「このままじゃ、ヤバいんじゃないか」

と思いました。

SAP在職中に読んだ本のひとつが「SAP API」という本でした。

その中にはサーバー側のAPIが用意すべ機能についてさまざまな議論が展開されていました。

いくつかリストします。

  • APIのリクエストが殺到した時のキューの作り方と処理について
  • 間違った呼び出され方をしてもコケない工夫
  • 悪意のあるアクセスに対応する
  • 呼び出された統計情報と課金

GoogleのAPIを使ったことがある人ならば、なんとなく推測できる内容かと思います。

かようにサーバー側のAPIを作ることは簡単ではないのに、機能だけ語って満足している記事しか日本語では見かけません。

言い換えるとまともな商用APIを作った経験はないのだと思います。

商用だと先にあげた問題から逃げられませんし、解決するためにキューイングシステムや内部でプロキシーを持つことが具体的な解決策になります。
先行している技術本が出ています。

関連記事

  1. wxPython (PythonのGUI)

  2. 一人でアプリケーションを開発する時のサーバーレス

  3. Com0Com 64bit版使うよりも

  4. 小学生にプログラミング?言ってるおまえ、プログラム書けないだろ

  5. DOAの落とし穴

  6. WooCommerceからB2Webへ(2)

  7. micro:bit + BLE + ChromeブラウザーそしてPro…

  8. 多くのテキストファイルをWordPressの投稿に書き込む