といっても私が買ったわけじゃなく、家人が自分のお金で買うのにつきあっただけだけど。
でも私は軽自動車って買ったことがないので興味津々でした。
身の回りで購入する人は、とにかく大きくて車高の高いものを選んでいるし、街中でも見かけます。
オリンピック記念でナンバープレートが白なものも出回っていて、きちんと見ないと軽自動車なのか普通自動車なのかわからないですね。
しかし家人はチョイ乗りでイギリスのMiniみたいなかっこいい車を欲しがっていて、選んだのがダイハツのキャスト スタイル。
で、とある理由で神奈川のディーラーさんにお伺いしたのです。
このディーラーは中古車も販売していて、そこで発見したのが「未使用車」
私のような人間には「新古車」という理解です。ディーラーが購入して中古車としている奴。
ニーズがあえばお得です。
見つけた車もグレードは最高グレードでいろいろオプションをおごっているので、トータルとしては高めでした。
しかし軽自動車の出力に疑念をもっている私はターボ車を強く推し、車のカラーが外車っぽかったので購入に至りました。
このディーラーで半年も売れないで私達を待っていてくれたんだな、と思います。
中古車としてオンラインで売られていたので写真はいっぱい。年末ギリギリに即決しました。
おもしろいのが、リアビューカメラついていたり、電動格納ミーラーがついていたり、ベンチウォーマーがついていたりメーカーオプションが結構搭載されていること。こういうのディーラーの誰が決めるんだろ?
私達は安いカーナビ、ETCカードリーダーとフロアマットだけ追加しました。
ドアの開け締めくらいしたんですが、最近の軽自動車は「ペン!」って感じじゃなくなっているんですね。
来年早々には納車されると思うので、私のほうが楽しみです。どっか遠出してみよう。
さて、このダイハツ キャストって今の軽自動車の中では人気はありません。
2021年の販売台数統計では15位。
上位はN-BOXやスペーシアで、箱型の車が並びます。
流行がわかりますね。
内装も「軽自動車ならこんなものでしょう」感。
ところが私達がほしかったのはminiの軽自動車版。
なのでキャスト一択になったわけです。
不人気車だからこそ、これだけの装備の中古車が半年も営業店でお茶ひいていた理由なのだと思います。
miniより車高が高いので見晴らしがよく、運転しやすいです。最近、miniを見かけることが多いですが、キャストも考えてみてほしいな。笑
これはこれで「楽しい買い物」ができた気がします。
ちなみにダイハツも半導体不足のあおりを受け、新車は2ヶ月後の納車だそうで、中古車が品薄なのだそうです。
年が明け、初版の事情で納車が1月22日になりました。
さっそく乗ってみたのですが、今の軽自動車って乗り心地は極めていいですね。
せいぜい外部の騒音レベルが高いな、と思うくらいです。
パワーもターボがついていて車体が軽いせいなのでしょうか、2人乗っているくらいならなんの問題もないです。
高速道路でもふつーに加速してレーンに乗ることができます。キュイーンとターボ音が聞こえるのは軽自動車ならではかな。
ボンネット開けたら、いきなりインタークーラーが出てきてビックリした。
道路のギャップや凸凹があっても、それほど大きく揺れません。短い車長なのに。
まぁ、高級車は高速道路での乗り心地と騒音が少ないところこそが価値ですから、それを軽自動車に求めるわけにいきません。
首都高の湾岸の橋の上で若干、風に煽られるのは軽いからですかね。
燃費は我が家1台目の半分ですね。燃料タンクにレギュラーガソリン約20リットル。高速道路主体で400キロ弱走るかな。カワイイ。
セカンドカーのつもりが「これでもええんちゃう?」という声があがるほどです。
荷物の積載量の違いは如何ともし難いところがありますが、車なのでそれなりには積めます。
人を二人以上乗せるのか、荷物を積むのか割り切ればいいだけです。
日本の軽自動車という特殊ジャンルの車の凄さを思い知りました。