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TimeMachine用NAS

以前、AirMacシリーズ販売終了の後継という記事を書きました。

IOデータのLANDISKを採用していたのですが、2年でお亡くなりになりました。

後継機種をいろいろ考えたのですが、家族3人のMacのバックアップはやはりNASじゃなきゃやってられません。
気づかないうちにバックアップは取られているべきです。

次のモデルをなににしようかと考えたのですが、IOデータのNASは比較的安いのと、HDL2-AAX0というドライブレスモデルがおよそ2万円でした。RAID1が組める2ベイです。
ディスクを自分で購入したほうが安いようなので採用。
HDDは今は6TBがもっともコスパがいいようです。いつものようにSEAGATEのBARACUDAの5400rpmの安いやつを2つ買いました。

最初にファームウェアのアップグレードをします。IOデータのサイトはわかりにくく、Google先生で検索したほうが見つかりやすかったです。
説明書にある場所にはありません。でも、ファイルは説明書どおり2つ出てきました。
FAT32でフォーマットできる8GB程度のUSBメモリーが必要です。それにファイルをコピーしてUSB1に差し込んでどうのこうの。

ファームがアップグレードされたら、LANに接続します。
ウチではなぜか、接続したNASはIOデータのMagic Finderじゃなきゃ見つかりませんでした。

管理コンソールにログインしますが、最初の一回だけはパスワードなしでログインできます。

NASの名前を決め、RAID1構成を取ると1日半ほどで同期が終わりました。

次にMacのTimemachineでLandiskにバックアップの記事にしたがってパッケージを導入するのですが、disk1にバックアップを指定することはやめてください。

ひとりで使うのであれば問題はありませんが、複数MacのTimemachineバックアップを取ろうとするとダメです。
最初に設定したユーザーからしかTimemachineボリュームとして見えなくなります。

ではどうするか。

ユーザーA,B,Cがいるとします。(現在、ユーザーを定義するとTimeMachineバックアップ可能ボリュームから消えるというトラブルが発生しており、IOデータのサポートに問い合わせ中です。)

  1. LANDISKにユーザーA, B, Cを定義します。(それぞれパスワードも必要ですから使う人と相談して決めましょう)
  2. disk1にユーザーA,B,Cを「読み書き」の権限を与えます。「共有」画面から行います。
    disk1にはSMBもAppleShareも指定する必要はありません。ディスク全体を表しているのであまり人には見せたくありません。
  3. それぞれのユーザー用にフォルダーを作ります。例えばA-backup, B-backup, C-backupのように。
  4. それぞれのフォルダーに[Microsoftネットワーク][AppleShearネットワーク]と[Timemachine機能]にチェックを入れ、個々人の「読み書き」権限を与えます。(MacがLan上のディスクを検索する際にSMBを使います)
  5. 確認のために、各々のMacのFinderの「ネットワーク」からNASが見え、NASをクリックし、「別名で接続」をクリックして、ユーザー名とパスワードでゲストで接続します。
    うまくいけば、バックアップ用フォルダーが見えるはずです。
  6. そこでTImemachineの環境設定を出し、「ディスクの選択」でもバックアップ用フォルダーが見えるはずなので、指定します。

私はこれでうまくいきました。設定のたびにピーピーとNASが鳴きます。
家人がなにことかと驚くので、止めるオプションがほしい。

もちろん新たに共有フォルダーを作り、SMBアクセスを可能にすれば共有フォルダーも簡単にできました。
動画を入れてもWiFiルーターを強化したばかりのせいか、ストレスなく見ることができました。

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