アイキャッチに乗っけているようなBluetoothとオン・オフできるリレーのついたモジュールがあります。
ね、便利そうでしょ。
日本のアマゾンでも、中国のAliexpressでも”Bluetooth Relay module”などで検索すると出てきます。
中国製のものは同じボードがいろんなブランドから売られていますから、形状を頼りに資料を集めたほうがいいです。
このボードの場合、申し合わせたように以下のような解説があります。
- 12Vで駆動 (嘘:ボードにはレギュレータに7805が使われているので9V以上なら動作する)
- Google Playで”bluetooth intelligent control” appをインストール (嘘:そんなものは存在しない。解決策は以下)
- ペアリングパラメーターは1234である (ホントウだが、対象デバイス名が不明 JDY-30である)
売る人が製品知識をもっていないのが中国では常識なので仕方ないですが、「使えない。詐欺だ。」との呪いの声がAmazonにこだますることになります。
よく考えてください。こんな手の混んだものを騙すために作る人がいるでしょうか?
情報不足なだけです。
動作した使い方
Androidの設定でBluetoothを選び、検索させながら、ボードに電源を供給します。2個ついている端子に電源を供給します。リレー側の端子はリレーにつながっているのでオン、オフしたいものを後ほどつなぎましょう。
JDY-30が現れたらペアリングします。パスワードが必要ならば、1234です。現れない場合、何度か電源を入れ直したり、検索をやりなおしたりしてください。
さて、存在しないアプリの代わりになるものが BLUESPP というアプリです。
見つけてインストールしてください。
これはBluetoothのテストに結構使えるアプリです。
たちあげたら、CHAT — TERMINAL — KEYBOARD — SWITCH と動作モードを選べます。
ここでSWITCHを選びます。
すると灰色のボタンを模したブロックがでてきます。
ブロックを長押しすると設定画面が出ますので、以下のように設定します。
時々、勝手にブランクが入って「エラー」になることがあります。少しずつデータを入力してはOKで保管してみてください。
これでアプリのボタンを押すたびに、オン・オフできるようになります。
スイッチを押してオンにしたい場合、COMとNOに線をつなぐといいでしょう。
COMとNCと接続すると、リレーがはいると接続が切れることになります。防犯設備などにはこちらかもしれません。
中華製ボードはなかなかユニークですが、情報がなかなか見つからないことがあります。
ご参考までに。
回路図も発見。