2020年6月13日から16日までiMacでの作業が不能となりました。
まず、Catalinaを搭載しているディスクの状態を示します。
これは正常な状態です。Macintosh HDとMacintosh HD – Dataというボリュームがあります。
私はあまり知らないのですが、Macintosh HD – DataはOSのプロテクト領域なのだそうです。
以前、Catalinaをクリーンインストールした時、この図の「その他のボリューム」が95%くらいを占めていて、空きがほとんどなかったのです。
そんなもんかと思いながら使っていると、ある時突然、メールが「メールボックスがいっぱいです」と言って落ちるようになりました。
もともと2004年くらいからのメールを捨てようと思っていたので、削除したまではよかったのですが、今度はスマートメールボックスが一切、動きません。
調べるとスマートメールボックスはSpotlightの検索機能を使っているんですね。なるほど。
で、Spotlightのインデックスを再作成させようとしてもどうしようもならない。
さらにはエクセルが保管できない、などの現象が起こり、よくいう「OSが壊れた状態」となってしまいました。
もちろん普段からTimeMachineでバックアップは取っているのですが、NASです。
想定トラブルはちょっとファイルを消してしまった、などで、こんなシステムリカバリーをNAS経由でなんてできません。
そこでUSB外付けドライブとSSDの2TBのものを物色し、購入。
SSDはYoutubeの人気サイト「吉田製作所」推奨のKingstonのSSD。安いしね。
ケースはUSB 3.1 Gen2対応のもの。なぜならば、MacのThunderboltはUSB-Cと同じコネクターでUSB 3.1 Gen2をサポートしているから。
秒400MBくらい出るようだ。(実測300MB以上は出る)
で、これでTimemachineのバックアップを取り、リカバリーモードでディスクユーティリティでVolumeを消すのだが、「絶対に消えない」
中身は消えるけど、APFSのふたつのボリューム(Macintosh, Macintosh-Data)を消すことはできません。
しかたないな、と「OSの再インストール」を選ぶと、このiMac購入時のHigh Sieraのインストールが始まりました。
いや、それ無理だろう?と思っていたら、予想どおり「ボリュームがロックされています」
だってHigh SieraのころにはAPFSなんていうフォーマットは存在しなかったよね。こういうドラスティック(急進的)な技術革新はMac自体を苦しめるんだよ、バーカ(IBMやSAPやMicrosoftはそんな愚かなアップグレードはしない)
と、ここまでで「USBでインストールディスク作ってインストールするのが一番手っ取り早くない?」とここを参考に作りはじめました。
これ、Mac上で行うんです。私は手持ちの大好きなMac miniでやりました。
やっぱ、Macは二台ないとあかんわ。
でインストールディスク作ってそっからCatalinaをインストールし、Timemachineのバックアップをリストアして、ようやく復活。
ちなみにMacintosh HD – Dataがふたつできてしまいます。
ディスクユーティリティでみて、このようにおウチマークがないほうは使われていないので削除しましょう。
トラブルの元だよ。
クリーンインストールしたつもりが、そうじゃなくトラブルを内包していたっていうお粗末な話しです。