ITで遊ぶ

Google、Amazon、Facebook、Apple(GAFA)

近頃、すごく笑える誤解が日本のIT界を席巻しているように思います。

GoogleのオープンソースAIパッケージTensorFlowを論評してみたり、AmazonのAWSを論評してみたり、FacebookのPytorchなどを並べていろいろ言ってみたり。。。

ねぇ、こういう会社が

大事な企業秘密をオープンソースにすると思ってるの?

Googleが検索エンジンを公開することがありますかね?Amazonが社内システムを公開することがありますかね?Facebookの機能のすべてを公開することがありますかね?

日本の企業で働いているエンジニアって無料で公開されたものを、まんまその企業のやっていることって誤解していない?

幼稚園児が大学生のやっていることがわからないのと同じ状態ではなかろうか?

いくらフリーウェアの使い方を語ったところで、作った人には勝てないよ。
製作者達はそれでまたビジネスを広げる。ジョイントビジネスはあるけど。

日本国内で英語を読めない人に「初心者向け」として自分もよくわかっていない話をしてもさ、お金は入ってこない.

 

さて、FAGAの本が出ているが、この中で放送と通信の違いの真髄が描かれている。

FacebookもGoogleもお客個々人を完全に把握している。

もっとも重要なものはAIでもビッグデータのツールでもない。

お客さんの情報だ。

テレビや新聞が視聴者や読者を年代別の雑なグルーピングで視聴率というサンプリングで把握しているかもしれないレベルではまったくない。

これがフィードバックをもらうことと、一方的な垂れ流しの違いだ。

遅かれ早かれ従来のメディアは広告の精度で新しい企業たちに惨敗するのみだ。

それはすでに始まっている。

関連記事

  1. コンピュータとネットワーク音痴のSONY

  2. 木村岳史が「忖度オヤジ」をあぶり出した

  3. ボトルネックに従う(俺がITで学んだこと)

  4. 木村 岳史さんのおっしゃる「改訂「SIerは5年で死滅する」」

  5. モバイル開発の予想的中 うれしい

  6. スマホに奪われた業界www

  7. Generative AIは日本人には特に危険

  8. 製品を作るおじさんの独り言