大失敗をしてしまった。
なんの気なしに新しいASUSのWindowsマシンを購入したら、Windows 10 Sだった。
このSは超絶クソで、Microsoftのお店で売っているソフトウェア以外はインストールできないOSである。
Google Chromeすらインストールできない。オープンソースの製品は全部インストールできない。
プログラム書く人からすると、なんの役にも立たないOSである。
いまだかつてこんな無意味なOSが市販されただろうか?
こういうのってキオスク端末とかデモマシンなら理解できるけど、パソコンにバンドルして一般に売るなよ。
IT業界のすべての情報を追いかけているわけにいかないので、Windowsで蹴躓くとは想定外であった。
とりあえず、Windows 10のライセンスはなにひとつ持っていなかったので、Windows 10 Home (¥15,228)を買った。
しかしここから長い旅が始まる。
Asusパソコンの場合、USBメモリーからブートしたい場合、BIOSの設定をF2キーを押しながら電源スイッチを押すことでなされる。
それでUSBメモリーからWindows 10 Homeの導入をしてみた。
ライセンス認証が来ないのでおかしいな?と思って確認したら、ナント、Windows 10Sになっている。ディスクはもちろん事前にフォーマットしてるんだよ?
このことからいえることは、Windowsのパッケージはどのエディションでも内部的にはフルセットもってるんだろうね。
詳しくはわからないけれどパーティションとかじゃなく別のところにこのPCがなんのWindowsなのかデータを持っているらしい。
ただ、ありがたいことに、そこで「ライセンス認証」を確認したら、「Windows 10 Proにしたい人はMicroSoft Storeにアクセスしてください」とある。
リンクをクリックするとEdgeがエラーを起こす。
もしやと思い、Windows Updateであたるパッチを全部あてた。
もう一度、リンクを押すとMicrosoft Storeに移動し、ボタンを押すと、ものの数秒でWindows Proに変わった。
いつまでこの制度があるのか知らないけれど、この救済措置がなければこのASUSのマシンは捨てるしかなかったと思う。
そうじゃなくてもディスクの様子を見るためにUSB LInuxでたちあげようとすると、BIOSではねられたりする。(無効にできますが)
最近のBIOSってGUIだし難しいことやってるのね。
某ERP会社行ってから、Windowsのテクノロジーはほとんど追っかけてなかっただけに戸惑うことばかりでした。