週刊新潮が4週間に渡って告発してきたオモテウラの激しすぎる衆議院議員豊田真由子先生の話を自分なりに判断してみた。
「判断」と書いたのは、やはり世の中にいろんな意見がでてきて、主張する人はそれを信じているから。
1. 秘書無能説
主張)お誕生日カードの送り先を間違えた無能っぷりで、秘書に非がある。
反論)高速道路の話は嘘。当日、高速道路を走っていない。
お誕生日カードが理由のひとつだとしても、他の理由が理由になっておらず普段の言動だと考えざるを得ない。
むしろお誕生日カードの話くらいしかまともな話がみえない。
常習犯である。
2. 政治家として有能説
主張)埼玉四区では一生懸命政治活動をしてくれていた。悪くいうことは許さない。
反論)自分達のために役立つなら犯罪者でもなんでもいい、というのは田舎にありがちな底知れないエゴ。
そうやって犯罪者を隠蔽したり、被害者を村八分にするという誤った行動をロクに考えもせずに取ってきた。
若者はそれがイヤで都会に出てよりつかない。新しく人も来ない。
まだわからないのか。自分に厳しく、心底悔改めよ。
3. 秘書は裏切り者説
主張)政策秘書が議員を裏切るなんて。
反論)被害者はひとりじゃない。数十人いてそれぞれが経済的、心に傷を負っている。
これを裏切りというのであるならば「内部告発」というものはありえないということになる。
新しい「日刊ゲンダイ」の記事によると、週刊新潮にリークしたのは証言した人とは違うようだ。
何十人も被害者がいればそうなる。
裏切り者という人間も永田町で豊田真由子の話は聞いていて知らんぷりをしていたのだろう。
証言した人は、謝罪時に豊田真由子が「覚えていない」と発言したことに怒っており、刑事裁判での証言を辞さないとしている。
もはや裏切りとかいう次元じゃなく、加害者と被害者だ。
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他にも見落としている説があるかもしれませんが、豊田真由子は弱いものをいじめ、厚労省の役人だったのに障害者をバカにし、名刺を吹き飛ばす、議員の資質が足りない人でありました。
そしてついに恐喝、暴行という刑事犯罪に手を染めたわけです。
これは「お金返さないのお、」なんていう民事であありません。刑事犯罪です。法の裁きを受けて当然だと私は思います。
そして、もしいくつかの主張が正しいのであれば、政治家なのだから入院とかいって隠れておらず正々堂々と反論をすればいい。
一般人とは立場が違うのですから。(まだ)
ただご本人を気の毒だとは思います。
東大を出て厚労省に行ったこと自体が不本意だったでしょう。
政治家になり、縁もゆかりもない土地、埼玉四区でなぜか衆議院議員になれ得意満面だったことでしょう。
週刊誌の取材を受ける父親に母親も医師の姉も弁護士の妹も自称エリートなのかもしれません。
少なくとも権威にすがり、肩書で人から評価されないと生きていけない人生観は一生が戦いの日々です。
「すべてを失う」というのは人生をリセットするチャンスだと思います。
立ち直られることを期待したいです。
加計学園のような先進国とは思えないような忖度(権力の行使)が表沙汰になっているのに嘘の上に嘘を重ねていく光景がある一方で、このように粛々と法に則り裁かれていく政治家もいるわけで、日本はなんとも奇妙な国だな、と感じます。